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政府、サービス業の輸出に3兆ウォン以上支援へ

政府、サービス業の輸出に3兆ウォン以上支援へ

Posted June. 10, 2010 07:43,   

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政府が医療、コンテンツ、情報技術(IT)など、サービス業の輸出に弾みをつけるため、13年までに3兆ウォン以上の輸出資金を支援する方針を固めた。政府は9日、政府果川(カチョン)庁舎で危機管理対策会議を開き、このような内容の「サービス業の海外進出活性化策」を確定した。

政府は、輸出入銀行のサービス会社向け融資枠を13年まで3500億ウォンに増やし、文化輸出保険やサービス総合保険を13年までにそれぞれ1200億ウォン、2兆5000億ウォンに拡大することを決めた。現在は、映画、ドラマ、ゲームなどに限って文化輸出保険を支援しているが、これからは出版、コンピューターグラフィック(CG)などの分野に適用対象を増やす予定だ。

企画財政部の南鎮雄(ナム・ジンウン)政策調整局長は、「今までは製造業中心の輸出支援を行ってきたが、今回初めて総合的なサービス業への輸出支援策をまとめた。今回の対策で保健、医療、IT、コンテンツなどの分野で、海外進出が活発化することを期待している」と述べた。

韓国の昨年のサービス輸出額は585億1000万ドルで、総輸出(商品+サービス)の13.5%に過ぎず、先進国に比べてははるかに少なく、世界平均(15.1%、08年ベース)にも及ばない規模だ。

一方、政府は、今回の対策で韓国の技術資格が海外でも同一の資格として認められるよう、国家技術資格の相互認証を進める方針だ。ゲームグラフィックやプログラミング専門家、無線設備技能士、医療電子技能士など、海外進出の潜在力の高い分野から優先的に相互認証を進める計画だ。



lovesong@donga.com