ガン治療用粒子加速器とソーシャル・ウェルビーイング・ロボットなどが、韓国がこれからグローバル・チャンピオンを目指す「10大科学技術」に選定された。科学技術政策研究院(STEPI)が26日、「次世代10大チャンピオン科学技術事業」を選定し発表した。
STEPIは、原子力発電所の輸出以降、グローバル・マーケットをリードできる大型科学技術製品のうち、10大チャンピオン科学技術を選定した。大型、公共、科学技術事業のうち、潜在的な世界市場の規模が30兆ウォン以上の上り、韓国が技術競争力を確保していて、グローバル産業化での成功が見込める分野だ。
12年までに育成する科学技術には、△スマート(SMART)原子炉、△グリーンUシティ、△先端鉄道、△高等訓練機と韓国型ヘリなどの航空機が選ばれた。スマート原子炉は、海水を淡水化し、分散発電が可能な中・小型原子炉で、グリーンUシティは先端ユビキタス技術とエコシティ、先端鉄道は次世代高速鉄道と都心型磁気浮上式リニアモーターカーを意味する。
20年までに開発が進められる中期課題としては、△セーフティネットシステム、△ガン治療用粒子加速器、△クラウドコンピューティング、△生活の質向上に貢献するソーシャル・ウェルビーイング・ロボットが選定された。
21年以降の長期科学技術は、△衛星とランチャーなどの宇宙技術、△核融合技術の2つだ。10大事業が盛り込まれた「大型・公共S&Tチャンピオンの発掘およびグローバル産業化戦略」報告書は、STEPIのホームページ(www.stepi.re.kr)でダウンロードできる。
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