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消えた金大中元大統領の写真、「憧れ?」それとも不純な動機か

消えた金大中元大統領の写真、「憧れ?」それとも不純な動機か

Posted March. 19, 2010 04:33,   

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ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)民主党本部2階会議室の壁に、並んで掛けられていた金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)の2人の前大統領の顔写真が、金元大統領の写真が無くなった事実が分かり、民主党は困惑感を隠せなかった。

李康来(イ・ガンレ)院内代表は18日、院内対策会議を開き、「思わしくない動機で持って行かれたかもしれないが、熱烈な支持者が持っていったのではないかと思われる。とりあえず、内部的に経緯を把握した上、警察に届け出るかどうかを判断する」と話した。

旧民主系関係者らは、「現在の民主党が、金大中精神をきちんと受け継げずにいるために発生した象徴的な事件」とし、丁世均(チョン・セギュン)代表に批判の矛先を向けた。韓光玉(ハン・グァンオク)元新千年民主党代表は、「党本部で民主党の代表的な人物である金元大統領の写真が消えたのは重大な事件だ。丁代表は今回の事件を指示したのか、でなければ紛失されたことをいつ報告されたかについて明らかにしなければならない」と働きかけた。

ある前議員は、「金元大統領の写真が消えたのは、15日前だと聞いている。ヨルリンウリ党出身の党権派らが、金元大統領にけちをつけるために起こした意図的な事件であるという疑いを消しがたい」と話した。東橋洞(トンギョドン)の金元大統領の私邸の崔敬煥(チェ・ギョンファン)秘書官は、「ばかばかしいことだ。もし民主党が、写真の消えた直後、代わりの写真を要請してきたら送ったはず」と話した。

これについて、民主党の主要幹部は、「汝矣島の党本部と国会には、2人の前大統領の写真がきちんと掛けられている。単なる紛失事件」と話した。民主党は、即時他の金元大統領の写真を掛ける予定だ。



jin0619@donga.com