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湖南高速鉄道の「光州〜五松」区間、予定を1年繰り上げ完成へ

湖南高速鉄道の「光州〜五松」区間、予定を1年繰り上げ完成へ

Posted December. 05, 2009 09:47,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領は4日、光州(クァンジュ)・松亭(ソンジョン)駅で開かれた湖南(ホナム)高速鉄道の起工式に出席した。今年で5回目の湖南訪問であり、先月22日、光州・昇村(スンチョン)堰の建設現場で開かれた「榮山江(ヨンサンガン)再生に向けた希望宣言式」への出席に続き、12日ぶりのことである。

湖南高速鉄道は同地域の最大宿願事業の一つだ。完成(第1段階は14年の予定)されれば、ソウル龍山(ヨンサン)から光州までは、現在より66分が短縮された1時間33分がかかる。

同日の主要関心は、栄山江再生に向けた希望宣言式や李大統領との昼食懇談会の際における発言のため、民主党内で言わば「MB賛美歌」の議論に巻き込まれている朴光泰(バク・グァンテ)光州市場や朴鉂瑩(パク・ジュンヨン)全羅南道(チョルラナムド)知事の態度だった。

朴市長は同日も李大統領に対し最大限の礼を尽くそうとした。朴市長は歓迎の挨拶で、「本日、我々の皆が尊敬し、愛してやまない李明博大統領をお招きし、我々湖南の宿願事業である湖南高速鉄道の起工式を開くことができ、非常に意義深く、うれしく思う」とし、「厳しい環境の中でも、湖南高速鉄道を当初の計画より繰り上げて建設できるようにご配慮いただいた李明博大統領に対し、145万の市民に代わり、心より感謝申し上げる」と述べた。朴市長は最後に、「ご多忙な国政の中でも、お越しいただいた大統領に再度尊敬や感謝の言葉を申し上げる」と繰り返し述べた。

22日の昼食懇談会の際は朴市長が、「世界の中でも最も早く経済危機を克服され、金融サミット(G20)首脳会議の誘致を通し、大韓民国の存在感や品格をさらに引き上げられた大統領に再度敬意を表する」とか、「先進的一流国家の建設を遂げた指導者として、歴史に永遠に残られますよう、市民や道民と共に祈願する」と話したことに比べれば、やや表現のレベルを下げたような気はするが、相当なレベルの礼を尽くした表現だった。

朴市長は、李大統領の祝辞の途中、「今年に入り、5回も光州を訪問した」、「15年の夏のユニバーシアード大会招致に、私も微力ではありながら手助けしており、ぜひ招待してほしい」と述べると、拍手で答えたりもした。大統領の地域訪問の際は、自治体のトップが最大限礼を尽くしてもてなすのが慣例であり、朴市長の言動も、常軌を逸してはいないというのが大方の見方だ。光州市の関係者は、「地域の最大願望だった湖南高速鉄道事業を巡る地域世論を伝えたのである」と話した。

朴知事は祝辞は述べなかったものの、同日午前、李大統領の全羅南道靈光郡(ヨングァングン)のテマ産業団地や靈光原子力発電所の現場視察に随行し、地域懸案を説明したという。全羅南道の関係者は、「大統領の地域訪問の行事の際、慣例に従い、儀典用乗用車に知事が同乗し、車の中で務安(ムアン)企業都市や韓中産業団地、務安国際空港の活性化などについて建議したという」と語った。

民主党は同日、李大統領の湖南訪問を巡り公式論評はしていない。朴柱宣(パク・ジュソン)最高委員(光州東区)は、「世論を捏造するための、見せしめの起工式には出席できない」として欠席し、李庸燮(イ・ヨンソプ)議員(光州光山区)も、湖南高速鉄道の早期完成や務安空港の経由、予算の追加配分の3大先決条件を要求し、起工式に出席しなかった。李洛淵(イ・ナグヨン)、金東迵(キム・ドンチョル)、金載均(キム・ジェギュン)議員らは出席した。

一方、李大統領は祝辞の中で、「高速鉄道や高速道路のような国の基本インフラは今の視点ではなく、未来の視点から考えなければならない」とし、「予算の許す限り、(湖南高速鉄道を)数ヵ月でも繰り上げて完成するつもりだ」と語り、1000人余りの出席者から大きな拍手を受けた。また、「湖南高速鉄道の建設や榮山江再生は共に、地域再生や未来に備えるための事業だ」とし、「国や地域の発展のためには、与野党を問わない」と強調した。



yongari@donga.com goqud@donga.com