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「制服の名札は、プライバシー侵害」

Posted November. 26, 2009 09:03,   

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国家人権委員会(人権委)が、小中高校生の名札を、制服に付ける慣行は人権損害の余地があるとし、教育科学技術部や市道教育庁が各学校に対し、指導・監督を行うべきだと勧告し、学校の自主権侵害を巡り、議論が起きている。

今年5月、市民運動家のヤン某氏(50、女)は、「大邱(テグ)地域の6つの中学校は、制服に名札を付けるよう規定しており、生徒の名前が外部に公開され、基本権が侵害されている」とし、人権委に対し、苦情を提出した。これに対し、人権委は「名札を付けさせ、学校外でも不特定多数に対し名前の公開は、プライバシーや自由を過度に制限し、犯罪にさらされる危険があるなど、副作用が非常に大きい」とし、是正の勧告を行ったと、25日明らかにした。

人権委による勧告に生徒らは歓迎雰囲気だが、学校現場では、「生徒への指導のために必要だ」、「学校の自主権を尊重すべきだ」などの反論も少なくない。



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