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公務員の政治活動遮断法を推進

Posted September. 26, 2009 07:51,   

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統合公務員労組の民主労総への加盟が予告された中、慶尚南道(キョンサンナムド)などの地方自治体は、7月の時局宣言に参加した労組幹部への重懲戒に乗り出した。行政安全部(行安部)は、公務員の政治運動を阻止する法整備に取り掛かっており、釜山(ブサン)では民主労総への加盟に反発した支部長が辞任するなど、民主労総への加盟による波紋が広がっている。

慶尚南道は25日、人事委員会を開き、7月の時局集会に参加し、日刊紙に意見広告を出した全国民主公務員労働組合(民公労)の朴イジェ慶尚南道本部長や、9つの市郡支部長など11人に対して処分を行うことを決めた。

大邱市(テグシ)も9日、人事委員会を開き、同様の理由でクァク・ギュウン全国公務員労組・ 大邱慶尚北道本部長に対して、定職1ヶ月と1階級の格下げの決定を下した。釜山市は29日の人事委員会で、民公労の釜山本部長など16人に対して処分を行うかどうかを決める。京畿道(キョンギド)も近いうちに人事委員会を開き、12人に対して処分を行う計画だ。

行安部は3つの公務員労組の民主労総への加盟投票を「違法」と規定し、公務員らによる政治運動を原則的に遮断する法律の整備に乗り出した。行安部はまず、政府与党会議を通じて、「公務員による労働組合の設立および運営などに関する法律」に、公務員の禁止行動である「政治活動」の具体的な内容を明記する案を推進する計画だ。「政治運動」には、「政府政策に公然と反対する行為」まで含まれる案が有力に検討されている。

民公労・釜山江西区(カンソグ)支部のファン・グンス支部長(51)は同日、公務員労組の民主労総への加盟方針に反発し、辞任した。氏は労組のホームページに掲載した「組合員のみなさん、申し訳ありません」と題した書き込みの中で、「総投票により、公務員労組が民主労総に加盟したのは、私の意志とは関係ない」と辞任の背景を明らかにした。これに先立って23日は、蓮堤(ヨンジェグ)支部の朴ホンジョ支部長(54)が同様の理由で辞任した。



toto@donga.com argus@donga.com