3対1。気分のよい勝利だった。サッカー代表チームは5日、ソウルワールドカップ競技場で行われた豪州との評価戦で朴主永(パク・ジュヨン、ASモナコ)、李正秀(イ・ジョンス、京都)、薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、フラム)の連続ゴールで勝利した。許丁茂(ホ・ジョンム)監督は昨年1月30日、チリとの評価戦(0対1の敗北)以後、25試合連続無敗(13勝12分け)の行進を続けた。
●グッド!さすが両朴
朴主永は前半4分、ゴールの右側の側面へ突進し、李青龍(イ・チョンヨン、ボルトン)のパスを受けて先制ゴールに繋げた。Aマッチ2試合連続ゴール。彼は後半34分、李根鎬(イ・グンホ、磐田)と交替されるまで、攻撃手の中で一番長時間プレーしたほど、許監督の信任を受けた。
朴智星(パク・ジソン、マンチェスター・ユナイテッド)の活躍も目を見張るものだった。初めは左側のMFを務めたが、後半からは中央と右側はポジションを変えた。自由にポジションを変えながら、攻撃の始発点としての役割を全うした。許監督は、「朴智星は、中央でも円滑にチームをリードした。これからは相手や状況に応じて、中央や側面を問わずに活用する」と話した。
●まあまあ!帰ってきたオールドボイたち
今回の試合で注目するところは、「オールドボイの帰還」。金南一(キム・ナムイル、ヴィッセル神戸)や薛鐗鉉らは1年ぶりに代表チームに復帰した。結果は半分の成功。後半に出場した薛鐗鉉は後半42分、勝負を決定付けるゴールを放った。しかし、所属チームでベンチに居続けたせいか、実践感覚はやや落ちた。
同じく後半に出場した金南一は、顔面保護マスクをつけて闘魂を燃やしたが、これと言った活躍は見せなかった。許監督は、「久しぶりにプレーしたせいか、序盤にはプレーがややぎこちなかったが、徐々に改善した。これから見守る考えだ」と話した。
●悪い!相変わらず不安な守備陣
韓国の守備陣は不安だった。前半34分、豪州のフリーキックの時、ヘディングゴールを奪われた。守備手らが相手の攻撃手を逃したのが失点の原因だった。後半、何度かのセットピースの状況でも守備手が豪州の攻撃手を阻止できず、失点同然の場面を演出したりした。
許監督は、「セットピースの状況で危ないシーンが何回かあった。これから欧州のチームと対戦する時、制空権を確保するのが課題だと思う」と話した。
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