新型インフルエンザA(H1N1)が日本の大阪府や兵庫県などを中心に急速に広がっている。日本の厚生労働省は18日、兵庫県神戸市と大阪府高槻市で、新たに34人の感染者が発生したと明らかにした。これを受け、日本国内での感染者は同日午後、130人へと増えた。
大阪府や兵庫県では新型インフルエンザの拡散を阻止するため、2384校(約106万人)が同日から臨時休校に入った。しかし、当初は学校を中心として広まっていた感染が、一般人へと拡大され、地域経済に深刻な影響を及ぼすものと見られる。17日、銀行員1人が感染者だと判明した三菱UFJ銀行・神戸支店は、同支店の職員70人あまりに対して自宅での待機措置を取った。
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