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5万ウォン札、ネット競売で一般供給へ 韓銀が混雑恐れ先着順廃止

5万ウォン札、ネット競売で一般供給へ 韓銀が混雑恐れ先着順廃止

Posted May. 15, 2009 08:02,   

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新札の紙幣が初めて発行される日になると、一連番号の早い紙幣を求め、中央銀行の韓国銀行(韓銀)前に長蛇の列ができるような風景はなくなりそうだ。

韓銀の関係者は14日、「来月から登場する5万ウォンの新札(写真)からは、一連番号の早い紙幣を韓銀本店で、先着順に供給していた慣例を無くし、その代わりインターネット競売を大幅に拡大することにした」と発表した。

現在、韓国造幣公社は5万ウォン札の初期供給分を印刷しており、韓銀は新札2億枚を6月半ば頃、一般に供給する計画だ。

韓銀が新札の先着順供給制の廃止を決めた背景には、07年1月、1万ウォン札と1000ウォン札の新札を発行した際、大勢の市民が殺到し大騒ぎになった経験がある。

番号の早い新札を手に入れると、「大金が稼げる」という期待に貨幣収集家ら数百人が、ソウル中区小公洞(チュング・ソゴンドン)の韓銀本店前に長蛇の列を作り、一部は数日間野宿までしていた。当時、韓銀は、一連番号1〜100番は韓銀貨幣金融博物館に所蔵し、101〜10000番をインターネット競売により配布し、10001〜30000番は韓銀本店で一般に供給した。

今回は、直接供給を無くす代わりに、インターネット競売を2万〜3万枚増やし、競売による収益金は社会福祉基金として寄付することを決めた。



jaeyuna@donga.com