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「大統領府予算も横領」鄭元秘書官に拘束令状

「大統領府予算も横領」鄭元秘書官に拘束令状

Posted April. 21, 2009 08:18,   

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最高検察庁・中央捜査部(李仁圭部長)は、13億ウォンを2〜3口の借名口座に分散させ、預金していた鄭相文(チョン・サンムン)元大統領総務秘書官に対し、特定犯罪加重処罰法上の収賄及び横領などの容疑で20日、拘束令状を請求した。

検察によると、鄭元秘書官は06年8月、泰光(テグァン)実業会長の朴淵次(バク・ヨンチャ)被告(拘束起訴)から3億ウォンを、別の会社関係者から億ウォン単位の賄賂を受け取った容疑がかかっている。また、鄭元秘書官は、大統領総務秘書官として働きながら、大統領府の予算を横領した容疑もかけられている。検察はこれに関連し、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代、大統領総務秘書室の行政官を務めた鄭某氏を19日、参考人として事情聴取した。

鄭元秘書官は、朴会長から受け取った3億ウォンを含め、計13億ウォンを知人らの名義のいくつかの借名口座に入金後、譲渡性預金証書(CD)へと変更するなど、資金洗浄後、保管していると検察は伝えた。

鄭元秘書官は、権良淑(クォン・ヤンスク)夫人に手渡したという金が、自分の借名口座に保管されていることが明らかになると、検察の取り調べに対して「恥ずかしく思う」と供述したという。一方、検察は、朴会長が08年2月22日に送金した500万ドルの実の所有者を巡る調査と関連し、盧前大統領の息子、ゴンホ氏を、同日5度目の取り調べを行った。



needjung@donga.com