姜熙洛(カン・ヒラク)警察庁長官候補は5日、与党ハンナラ党の田麗玉(チョン・ヨオク)議員が、釜山東義(プサン・トンウィ)大学事件の再審を推進していることに関連して、「殉職した警察官と遺族、元・現職警察官の名誉回復のためにも、再評価が必ず必要だ」と明らかにした。
姜氏は同日、国会・行政安全委員会の人事聴聞会で、ハンナラ党の李仁基(イ・インギ)議員の質疑にこのように答えた。
李議員が、「東義大学事件当時、放火して警察官を死に至らしめた学生たちは、民主化運動家と認定され、最高5000万ウォンの補償金を受け取ったが、当時、学生たちの暴力デモで殉職した警察官たちは、わずか150万ウォンの補償金を受け取るだけだった」と言うと、姜氏は、「警察官の名誉回復と犠牲に対し相応の補償を行うための特別法を制定する必要がある」と述べた。
姜候補者は、田議員が暴行を受けた場面の映像の公開については、「捜査中なので難しい」と答えた。
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