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盆唐マンションの売り物件が完売

Posted January. 23, 2009 09:40,   

●待機の買い手が動いた

22日、盆唐区亭子洞(ブンダンク・チョンジャドン)一帯の不動産仲介業者によると、4億ウォン台前半で売り出されていたマンションが、15日間でブロック別に10軒ずつ、計約100軒が取り引きされた。

盆唐区書峴洞(ソヒョンドン)のヘネミル公認の李ヒョスン社長は、「2週間で、私の事務所で、5軒の物件が一度に売れた」と伝えた。

物件の取り引きが増え、売り渡し価格も2000万〜4000万ウォンほど上がった。先週末、5億2000万ウォンで売れた書峴洞シボム団地のサムソン、ハンシン・マンションは、今週に入り、マンションの持ち主が「6億ウォン以下では売らない」と価格を上げた。

売買物件の問い合わせも増えた。盆唐区藪内洞(スネドン)の盆唐公認の李スクキョン社長は、「昨年まで全くなかった問い合わせの電話が、最近は1日平均30件ほどかかってくる。ソウル蚕室(チャムシル)のマンション価格が上がれば、盆唐も上がるという期待が大きい」と語った。

盆唐に最近、売り物件の需要が増えたのは、この地域のマンション価格が昨年、大きく下落したためだ。

現在、盆唐のマンションの価格は、06年末の高値に比べ40〜50%ほど急落した。亭子洞のウットゥム不動産の金ナムヨン社長は、「昨年から今年1、2月が底値だと考えて待っていた人が、実際に行動に出たようだ」と分析している。

●景気後退—板橋入居が影響、値下がり圧力も

盆唐地域の売り物件は完売したが、一般物件の需要はあまりない。売り値だけが上がり、取り引きが低迷していた江南(カンナム)市場の流れが再演されているのだ。このため、盆唐のマンション価格が本格的に上昇を始めたと見るのは、まだ早いという評価が多い。

景気後退が深刻化している上、盆唐に多く住んでいる板橋(パンギョ)新都市の入居予定者が、残金調達のため、盆唐のマンションを売りに出しており、値下がりに影響している。

また、一部の盆唐住民らが、価格が下がったソウル都心に帰る「ソウル回帰」の兆候が見られる。昨年1月、盆唐区藪内洞に引っ越してきた自営業の金某さん(40)は、「板橋新都市の入居が終われば、道も渋滞し、供給の増加で、マンション価格は上がらないだろう。盆唐のマンションを売って、蚕室に引っ越す考えだ」と語った。

ヒョンド・コンサルティングのイム・ダルホ社長は、「売り物件が取り引きされると、盆唐の売り手が、マンション価格が上がると期待して、売り渡し価格を上げるが、買い手がつかない状況だ。盆唐は、上がる時も下がる時も、ソウル江南圏の影響を受ける傾向がある」と語った。



jefflee@donga.com hyejin@donga.com