米ドルに対するウォン相場が4営業日連続上昇し、1ドル=1150ウォンに迫る勢いだ。株式や債券市場は、やや落ち着きを取り戻している。
3日、ソウル外国為替市場でドルに対するウォン相場は、前日より14.50ウォン安ドル高の1ドル=1148.50ウォンで取引を終えた。これは04年10月7日(1150.20ウォン)以来のウォン安ドル高水準だ。
外国為替市場は、前日のドル高や投資信託業界のドル買いの影響で、一時1159ウォンまで値上がりし、「パニック(心理的な恐慌)状態」という分析まで出回ったが、為替当局が取引直前と終了直前に20億ドル程度と推定されるドル売りの介入を行い、1150ウォン台以下で取引を終えた。
為替相場の高騰や物価上昇への懸念で値上がりした債権金利は同日、下落へと転じた。韓国証券業協会によれば、5年満期の国庫債金利は、前日より0.10%低い5.95%で取引を終えた。
同日、総合株価指数(コスピ)は機関投資家の買い付けにより、前日より19.75ポイント(1.40%)高い1426.89で取引を終え、3営業日ぶりに高値へ転じた。コスダック指数も前日より8.23ポイント(1.97%)高い426.37で取引を終えた。
parky@donga.com jefflee@donga.com






