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08国防白書からも「北主敵」表現削除へ

08国防白書からも「北主敵」表現削除へ

Posted July. 28, 2008 03:31,   

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今年発刊される「国防白書」からも、北朝鮮が「主敵」という表現が抜けるものとみられる。

国防部の関係者は27日、「12月に発刊予定である2008年国防白書での北朝鮮に対する表現は、2006年の国防白書のレベルになる」と話した。国防白書は2000年以来、2年ごとに発刊されている。

国防部は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の時の2004年、国防白書で北朝鮮に対する主敵表記を削除する代わりに、「北朝鮮の在来式軍事力と核実験、大量殺傷兵器、軍事力の前方配置などは韓国の安保に深刻な脅威」と記述した。

他の関係者は「新政権発足後、兵士の精神教育が強化され、国防白書に主敵表記が復活するとの話が多かったが、現時点としては主敵表記を復活させることは適切ではないと思う」と話した。

これに先立ち、李相憙(イ・サンヒ)国防部長官は21日、国会の緊急懸案質疑で「北朝鮮は韓国の主敵か」というハンナラ党尹相現(ユン・サンヒョン)議員の質疑に、「脅威国1位は北朝鮮であり、これ(主敵表記問題)が内部的論争に止まらず、皆が共感できる表現にする」と答えた。

李長官の発言が報道されると、北朝鮮は祖国平和統一委員会書記局の報道を通じ、「李長官が国会の本会議で私たち(北朝鮮)に対して最大の主敵やら何やらの悪意に満ちた暴言をした」とし、「私たちを主敵に決めつけたことは私たちに対する許せない挑発」と非難した。

軍の関係者は「当時、李長官は北朝鮮を主敵と表現していないにもかかわらず、北朝鮮側が憶測の主張を繰り広げている」と話した。



ysh1005@donga.com