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目撃者「10秒間隔で2発の銃声…」と証言 金剛山観光客射殺事件

目撃者「10秒間隔で2発の銃声…」と証言 金剛山観光客射殺事件

Posted July. 14, 2008 08:11,   

金剛山(クムガンサン)観光客の朴ワンジャ氏(53)射殺事件に関連して、当時、現場付近にいた観光客の大学生が、朴氏が射殺された時、銃声と悲鳴を聞いたことを明らかにした。

慶北(キョンブク)大学史学科2年生の李インボク氏(23)は13日、東亜(トンア)日報の電話取材に対し、「11日午前、日の出の頃、黒い服を着た50代の女性が、フェンスが張られた北朝鮮側に歩いていくのを見た。女性が歩いていって約5〜10分経った時、フェンスの向こうの北朝鮮側から10秒間隔で2発の銃声と『キャー』という悲鳴が聞こえた」と話した。

李氏は当時、「2008大学生金剛山生命平和キャンプ」に参加し、行事を終えた後、日の出を見るために金剛山海水浴場の砂浜に座っていた。

李氏は、「女性がフェンスの方向に歩いていった時、そこが通行禁止なのか、北朝鮮軍の警戒所があるのかよく分からず、重く考えなかった」と話した。

そして、「銃声が聞こえたので、何があったのかと思ってフェンス横の海岸側の砂丘に上って、銃声が聞こえた方向を見ると、人が1人倒れていた。(私がいた所から)約300メートル離れた森から、兵士3人が飛び出して、倒れていた人が生きているのかどうか確認するかのように、足でつついた」と付け加えた。さらに、「事故を初めて見た時、北朝鮮兵士の訓練か、内部的な問題だと思って、長居せずに宿舎に戻った。金剛山キャンプをすべて終え、韓国に戻った後になって、事故が起こったことを知った」と話した。李氏は、「銃声が聞こえる前、北朝鮮側の村から、宣伝放送のような拡声器の声が聞こえたが、正確な内容は聞き取れなかった」とも話した。

事故現場については、「軍用鉄柵のようなものはなかったが、通行を制限するために設置されたような緑色の鉄製フェンスがあった。このフェンスは海岸まで張られてはおらず、途中で途切れ、その横に1.5メートルの高さの砂丘があった」と話した。また、「砂丘は高かったが、上り坂のようになっていて、フェンスを飛び越えなくても、事故現場まで行くことができるようだった。銃声が聞こえた後、その砂丘に上って事故現場を見た」と証言した。

さらに「銃声が聞こえた当時、海水浴場の浜辺の宿舎周辺には、キャンプ参加者ではなかったが、日の出を見にきたと思われる観光客が5人ほどいた」と説明した。李氏の発言は、朴氏が射殺された場所から300〜400メートル離れた軍警戒地域の外に、多くの野営客がいたという現代峨山(ヒョンデ・アサン)側の説明と一致する部分があり、信憑性がある。

しかし李氏は、事故発生時の正確な時間は覚えていなかった。キャンプの行事のために徹夜したうえ、腕時計もしていなかったという。

李氏は、大邱(テグ)統一教育協議会が9日から2泊3日の日程で開催した「2008大学生金剛山生命平和キャンプ」に地域大学生約40人とともに参加し、日程を終えて11日午後、帰国した。



cavatina@donga.com