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東海の石油探査、石油公社と豪州企業が共同調査

東海の石油探査、石油公社と豪州企業が共同調査

Posted May. 26, 2008 07:52,   

東海(トンヘ)の深海底で16年ぶりに石油探査が再開される。知識経済部(知経部)は25日、豪州の深海底石油探査専門会社であるウッドサイド社が、韓国石油公社とともに、東海深海底の第8鉱区と第6−1鉱区の北部地域に対する物理探査に着手したと発表した。

外国の大型石油探査会社が国内の大陸棚で探査作業を行うのは、1992年英カークランド社の撤収以来のことだ。

ウッドサイド社は、2004年に韓国大陸棚の東海第1ガス田から石油とガスが少量生産されたことを受け、石油とガスが東海の深海底に埋蔵されている可能性が高いと見て、2005年3月から1年間石油公社と従来の探査資料を検討し、二ヵ所を選んだ。

知経部も最近、海底鉱区が設定されていない東海深海底の鬱陵(ウルルン)盆地に第8鉱区を新設し、昨年2月にウッドサイド側に油田開発の探査権利を与えた。

ウッドサイド社は、物理探査船を利用して今年7月末までに水深1000〜2000mの深海底で物理探査を行った後、資料解釈を経て、来年6月頃にボーリング(試錐)位置の選定とボーリング作業などの後続措置を取るかを決める。

知経部は、探査ボーリングがまだ行われていないため、埋蔵の可能性と具体的な埋蔵量は分からないが、今回の共同物理探査が深海底探査技術の習得と専門人材の養成に良い機会になるものと見ている。

知経部側は、「探査費用は2000万ドルであり、ウッドサイド社が全額を負担し、超過費用は石油公社と半分ずつ負担することになる」と説明した。



changkim@donga.com