教授職を持ちながら第18代総選挙に出馬したいわゆる「ポリフェッサー(Polifessor=政治教授)」の3人に1人が、国会入りに成功したが、当選者のほとんどは国会議員になった後も教授職を辞任する意思がないことが分かった。
東亜(トンア)日報が11日、中央選挙管理委員会の候補者登録情報を通じて確認した結果、今回の総選挙に出馬した教授出身の候補者は、招聘教授や兼任教授ら非専任教授を含め87人で、このうち29人が当選し33.3%の当選率を示した。総選挙の全体競争率が4.6倍だったことを勘案すると、教授出身の「国会入り」成功率は他の職業群より高かった。
当選者のうち連絡が取れた18人に、教授職を辞める意思があるかを聞いたところ、1人を除いては辞職の意思を明確に示さなかったり返事を拒否した。
●教授出身に対する有権者の変わった視線
地方区に出馬した教授出身候補は60人のうち19人が当選し、比例代表に立候補した27人のうち10人が当選の栄光に輝いた。
87人の出馬者のうち、専任教授出身は42人、非専任教授出身は45人とほぼ同数だったが、国会入りに成功した候補者は、非専任教授出身(22.2%)より専任教授出身(45.2%)の方が多かった。
漢陽(ハンヤン)大政治外交学科のチェ・ジンウ教授は、「人材プールが少ないわが国で、教授出身候補は清新さと専門性でメリットがあると評価され、選挙で競争力を持つようになった」と分析した。
しかし、ハンナラ党の比例代表で当選したA教授は、支援遊説で自分を大学教授と紹介したら、有権者から「もしかしてポリフェッサーですか」と聞かされた。
A教授は、「教授出身だと言うと、頭ごなしに歓迎した昔とは雰囲気がずいぶん違っていた。この人が『政治渡り鳥』なのか、本当に斬新な専門人材かを確認しようとすることが感じられた」と話した。
育児休職届けを出して学校側の同意なしに地方区に出馬して落ちたソウル大・体育教育科の金ヨンス教授は、「有権者がポリフェッサーの問題について詳しかった。ポリフェッサーを巡る議論が選挙で良くない影響を与えたようだ」と打ち明けた。
比例代表で当選した漢陽大の羅城麟(ナ・ソンリン)教授は、「多くの方がご存知のように、ポリフェッサーを無条件否定的な視線で見るのもどうかと思う。引き受けている授業までほったらかして出馬した一部の教授と、専門知識を政策に反映しようとする教授を区別する必要がある」と話した。
これについて、明知(ミョンジ)大・政治外交学科の金ヒョンジュン教授は、「昨年、東亜日報が初めてポリフェッサー問題を公論化して以来、ポリフェッサーに対する社会的な関心が高い。政界に首を突っ込みたがる教授らに対する有権者の視線が厳しくなった」と述べた。
●「辞職ですか。そうですね…」
統合民主党の所属で忠清(チュンチョン)圏で当選したB教授は、「学校側にわざわざ辞表を出さなくても良いと言われ、休職するつもりだ」と話す。他の当選者も、「学校側と相談した後決める」(比例代表で当選した国立大のC教授)、「出馬の時に休職しており、休職状態を維持する」(ソウルで地方区に出馬したD教授)とし、控えめな返事をした。
政界に足を踏み入れて以来休職し、11年目になる中央(チュンアン)大教授出身の金孝錫(キム・ヒョソク)議員だけが、「選挙の前から明らかにした通り、(学校に)辞表を出す」と話した。
一方、中央大師範大は10日、教授1人を新規採用することを決めた。長期休職中の李君賢(イ・グンヒョン)教授(第17代国会議員)がまた当選したためだ。
李イルヨン師範大学長は、「(辞職するかどうかは)李教授に任せる問題だが、それとは関係なく、内部的に教授1人を新たに採用する計画だ。教授出身議員の休・復職問題は、高等教育法で法的に制御してもらいたい」と話す。
仁川南東(インチョン・ナムドン)乙区で当選した仁川大・経済学科のチョ・ジョンヒョク教授は、「休職に休職を繰り返す教授のため被害を受けるのは、他ならぬ学生である。今回の国会で再選以上の教授らは、教授と国会議員のどちらかを選択するようにする法案の制定を進める」と約束した。






