事故発生から11年ぶりに、ダイアナ英元皇太子妃の事故死に陰謀はなかったという英国裁判所の評決が出された。
英ロンドン高等裁判所の陪審員団は7日、ダイアナ元妃と恋人のドディ・アルファイド氏の死は運転手とこの車を追跡したパパラッチの過失運転によって引き起こされたものだとの評決を出したとガーディアンなどの現地マスコミが報じた。
11人の陪審員団はこの6ヶ月の間、650万パウンド(約126億ウォン)をかけて元海外情報局長、王室執事、ダイアナ元妃の知人や元恋人など278人を法廷に呼び、証言を聴取した後、同日9対2でこのように結論付けた。
陪審員団は評決を出す直前の22時間の間に、最後まで熾烈な議論を交わしたが、判事が当初要求していた満場一致には至らず、多数決で評決を採択した。
今回の評決はエリザベス女王の夫フィリップ殿下を含む英国王室と情報機関が元妃を殺害したという世間の陰謀説を否定するものだ。
ダイアナ元妃とアルファイド氏は1997年にフランス・パリのリッツホテルでメルセデスの乗用車に乗って出た後、自動車とバイクに乗ったパパラッチに追われていたが、アルマ地下車道で13番目の柱に衝突して死亡した。
陪審員団は「事故はメルセデス車とパパラッチの高速疾走、メルセデス車の運転手の飲酒状態での判断未熟で起きた」とし「元妃とアルファイドがシートベルトをしていなかったことと、車が運悪くコンクリートの柱に激突したのも死亡に至るようになった要因だった」と明らかにした。
陪審員団はそれまで、元妃の妊娠の可能性、元妃とイスラム教徒であるアルファイドの子を生むことができないように殺害されたとの主張など敏感な問題についても詳細に検討したが、これを裏付けるような証拠を見つけることができなかった。
これまでに、フランスと英国の警察は元妃の死が陰謀による殺人ではなく、悲劇的な事故死だと結論を下したことがある。
一方、元妃の息子であるウィリアムとヘンリーの両王子は声明を通じて陪審員団の判定に同意すると述べ、証拠を徹底的に検証してくれたことに対し陪審員団に感謝すると明らかにした。
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