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国際線の航空運賃、最大7万2000ウォン値上げへ

国際線の航空運賃、最大7万2000ウォン値上げへ

Posted March. 21, 2008 03:00,   

国際線の航空運賃が原油高の影響で、来月から最大72ドル(約7000円)引き上げられる。

大韓航空とアシアナ航空は20日、最近、航空燃料価格が急騰したことから、燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を現在より4段階ほど引き上げることを決定し、4月1日から適用する方針を発表した。燃油サーチャージとは、燃油価格の上昇などにより生じた追加費用を補てんするために、航空各社が基本運賃に追加で課する割り増し料。

これにより、往復運賃をベースに、欧州路線が現在より7万ウォン(約7000円)、中国路線で4万ウォン、日本路線で1万6000ウォンほどをさらに支払わなければならない。

国際線の航空運賃は、旧建設交通部(現・国土海洋部)が昨年12月に燃油サーチャージ制度を改編しながら、今年1月に欧州路線で運賃を最大10万ウォンまで引き上げ、3月に小幅に引き下げたが、最近再び原油価格が1バレル=100ドルを超えたことから、再度の航空運賃値上げとなった。

大韓航空は、米州・欧州・中東・アフリカなど長距離路線の場合、燃料サーチャージを片道ベースで86ドルから122ドルに引き上げる。中国・モンゴル・東南アジア・インド・グアムなど短距離路線は、片道ベースで38ドルから54ドル、日本路線は38ドルから54ドルへと、それぞれ調整する。アシアナ航空も大韓航空と同水準の値上げを実施する。大韓航空の関係者は「燃料サーチャージを引き上げても、原油価格の上昇分をすべて反映されているわけではなく、会社としては損失が大きい」と説明した。



achim@donga.com