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技術+価格+時間、「競争力の3拍子」で中東をとりこにする

技術+価格+時間、「競争力の3拍子」で中東をとりこにする

Posted February. 22, 2008 03:37,   

16日、エジプト・アレキサンドリアの「アムレヤ」産業団地内のGS建設の直鎖アルキルベンゼン(合成洗剤の原料)プラント工事の現場。休日なのに地元の労働者たちは出勤して、高さ56メートルの「コラム」(塔のような形のプラント施設)に大型のクレーンをつけ、仕上げ作業に汗を流していた。

工事費3億5000万ドル(約3315億ウォン)の同プラントの現在の工程は93%。ヨン・インオク現場所長は「工事の進み具合が早く、当初の契約の完成時期であった5月より、3週間程度工期を短縮する計画だ」と述べ、「普段からエジプト労働者たちの苦情に最大限心を配ってきたので、仕事が集中するときは、超過勤務を頼んでも、労働者たちは快く受け入れてくれ、その結果、工期を繰り上げることができた」と話した。

第2の海外建設ブームを迎えている韓国の各建設会社では最近、海外プラント受注市場で、技術や価格競争力に加え、「早期完成」という時間面での競争力を武器に、さらにプレゼンスを高めている。

●特有の勤勉性や地元文化への配慮

1970年代とは違って、最近の海外建設の現場の労働者たちの多くは外国人だ。ところが、韓国の建設会社が時間面での競争力を維持できるのは、まず、現地に派遣された韓国人エンジニアと管理者たちがあまりにも勤勉なためだ。現地の労働者たちに超過勤務をさせるためには、施工社の中間管理者たちも超過勤務をしなければならない。一方、先進国の会社から派遣された職員たちは超過勤務を嫌う。

GS建設が06年3月、カタールに建設した直鎖アルキルベンゼンプラントの建設工事(工事費2億4000万ドル)でも、GS建設の現場所長やエンジニアたちは、週末や平日の夜を問わず、現地の労働者たちと一緒に仕事をした末、1ヶ月繰り上げて完成させるという成果を上げた。

海外建設協会の金テヨブ企画チーム長は、「工事は現場のリーダーがどう指揮するかによって、品質や工期に大きな違いが出てくる」と述べ、「韓国の中間管理者たちは率先することで、工事を管理する能力が優れている」と語った。

現地文化への適応能力や労働者の管理能力も重要な競争力だ。

GS建設・アレキサンドリアプラント建設の現場の場合、腹膜炎を起こしたエジプト人の労働者のために、現場に派遣されていた韓国人職員たちがその治療費を集めたことで、賛辞を受けた。中東現地の労働者たちが土の上で楽にお祈りができるように、絨毯を買ってあげるなど、きめ細かな配慮をした。

SK建設は06年3月、ルーマニアの精油工場施設の建て替え工事(4600万ドル)の工期を予定より2ヶ月も繰り上げて完成させた。ルーマニアの冬は工事ができないほど寒く、SK建設は現場にビニールハウスまで設置し、発注先を感動させた。

GS建設のオマーンプラント建設の現場を指揮している金イクヒョン技術担当者は、「工事が早期に完成すれば、発注先としては製品の出荷が早くなり、市場を先占めすることができるので投資収益も早く回収できる」と話した。

●「中東の特需、今後5年間は続く」

韓国の大型建設会社では、このような競争力を武器に、とりあえず、工事物量のあふれる中東で勝負をかけている。

GS建設・プラント海外営業本部長の許善行(ホ・ソンヘン)専務は、「中東のプラント市場は少なくとも5年間は展望が明るい」と述べ、「160億ドル規模のクウェートプラントや、100億ドル程度のサウジアラビアプラントの受注合戦に参加している」と語った。

現代建設もカタールで06年、7億7000万ドルの天然ガスプラントを受注したのに続き、先月は9億2000万ドル規模の肥料工場の設備工事の落札を受けることに成功した。

金担当者は、「先進国の会社では工期にあわせるのがやっとだが、韓国の会社は工期の厳守はもとより、早期に完成することもしばしばあるので、競争する余地は十分にある」と力強く語った。



jefflee@donga.com