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韓国人の「最も尊敬する企業家」は鄭周永と李健熙

韓国人の「最も尊敬する企業家」は鄭周永と李健熙

Posted December. 14, 2007 03:13,   

韓国人は故鄭周永(チョン・ジュヨン)現代(ヒョンデ)グループ創業主や李健熙(イ・ゴンヒ)三星(サムスン)グループ会長を最も尊敬する企業家と思っているという調査結果が出た。大韓商工会議所では最近、一般国民300人や大学教授、最高経営者(CEO)それぞれ100人ずつ、計500人を対象に調査を行って、13日に発表した、「企業家精神の実態や尊敬される企業家」と題したアンケート調査の結果によれば、回答者のうち最も多い34.1%が、「尊敬する企業家」として、鄭周永現代創業主を選んだ。

李健熙会長は29.3%で2位につけ、故柳一韓(ユ・イルハン)柳韓(ユハン)洋行創業主(10.5%)、故李秉迵(イ・ビョンチョル)三星グループ創業主(9.5%)、金宇中(キム・ウジュン)大宇(テウ)グループ創業主(3.2%)、李亀澤(イ・グテク)ポスコ会長(1.8%)、具本茂(ク・ボンム)LGグループ創業主(1.6%)が後をついだ。

生存者のうち最も尊敬される企業家は、李健熙会長が69.8%でトップにつけ、具本茂会長(6.8%)、鄭夢九(チョン・モング)現代起亜(ギア)自動車グループ会長(4.2%)がその後をついだ。

李健熙会長は、全8部門に分けて行った今回の調査で、リーダーシップや人材育成、創意•革新•未来予測、海外市場の開拓においてもトップに選ばれるなど、計5つの部門でトップにつけた。

「韓国の経済発展に最も貢献した企業家」には鄭周永創業主を、「社会貢献や倫理経営に最も力を入れた企業家」には柳一韓創業主を選んだ回答者が最も多かった。

いっぽう、「尊敬される企業家の根幹」については、全体回答者の42.0%が「創意力」を挙げ、ついで「正直さや道徳性」(29.8%)、「人間味」(11.6%)、「職人精神」(9.4%)の順だった。

企業家が追求すべき最も大きな目標としては、「利潤創出」(48.8%)、「雇用創出」(30.8%)、「利益の社会への還元」(17.0%)の順だった。

最近の国内企業家精神については、46.0%が「萎縮している」と答え、その理由としては、「景気低迷」(51.5%)、「政府規制」(21.3%)、「労使関係」(12.6%)、「反企業情緒」(8.7%)と答えた。

回答者のうち企業家たちは、「政府規制」(35.5%)を最も大きな理由として示した。

朴トンミン大韓商工会議所・倫理経営チーム長は、「三星の暴露事態以後、今回調査を行ったが、国民が李健熙会長を高く評価していることは、事件の真偽より企業の経営能力や韓国経済への寄与度などをより重視しているためだ」と分析した。



bae2150@donga.com