ハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)大統領選挙候補が、党に対して「如何なる場合でも不法選挙資金は受け取ることも渡すこともないように」と指示した。これを受けてハンナラ党はきょう(21日)、「ブラックマネー」防止対策を発表する予定だ。
李候補は最近、李方鎬(イ・バンホ)事務総長を呼んで「選挙の実務は(李事務総長が)すべて本人が管理しなければならないが、誰かがお金をくれると言っても絶対受け取らないということだけは約束してほしい」と話した、と20日に李事務総長が伝えた。
さらに李候補は「選挙と関連し法に定められた方式以外にお金を使うこともないようにしなければならない」と強調した、と李事務総長は付け加えた。
これについて、李事務総長は「『絶対に不法選挙資金を受け取るか、不法支出をしない』と念を押した」と紹介した。
李事務総長は、李候補の指示を受けた後、ハンナラ党所属の地方区議員ら、党員協議会の運営委員長らに会い、李候補の意思を伝え「今年の大統領選挙で法廷選挙資金以外の支援はないだろう。与えられた環境の中で法を守りながら選挙を行わなければならない」と公言した。
李事務総長は20日、記者と会い「選挙期間中には一応必要な範囲内でお金を使い、選挙が終わると国が選挙費用の相当部分を返すので選挙資金問題はそれほど心配していない」と話した。
ハンナラ党は今年の大統領選挙で法廷選挙費用の限度額である465億ウォン内で選挙を行う計画だ。財源は、△候補登録直後に中央選挙管理委員会から受ける選挙補助金110億ウォン、△大統領選挙後に還給される国庫補填金290億ウォン、△党費などで充てる計画だ。
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