日本の公営放送NHKがテレビ受信料を値下げする案を推進中だ。韓国の公営放送KBSが最近、受信料を60%も引き上げることにしたのと対照的だ。13日付の朝日新聞などによると、NHKは来たる9月に発表する予定の今後5年間の経営計画の中で、受信料を引き下げる案をめぐって具体的な検討に入った。
NHKは内部的にまとめた受信料引き下げ案を24日、経営委員会に報告した後、早ければ来年4月から施行する計画だ。NHKは受信料の引き下げ幅を口座振替の場合10%、訪問集金の場合5%に想定している。現在、地上波カラーテレビを基準にしたNHKの一月の受信料は、口座振替が1345円、訪問集金が1395円だ。
読売新聞はNHKが高齢者と低所得層に対して受信料を割引する案も考慮していると報道した。
NHKは受信料を値下げすると、現在約70%の納付率が約80%に高まり、総収入には大きな変化はないと見ている。今年NHKの受信料収入は6130億円(約4兆5875億ウォン)と推算されている。
韓国では受信料を電気料金に合算して事実上強制徴収しているが、日本では視聴者の自律に依存している。形式上では受信料の納付が義務付けられているが、納付しなくても処罰条項がなく、実質的には義務制と見がたい。このため、NHKは受信料を5〜10%安くする代わりに納付を義務化する案を進めている。
しかし、NHK執行部の方案をNHK予算に対する承認権を握っている経営委員会と日本政府が受け入れるかどうかは未知数だ。
KBSの受信料値上げ案を積極的に支えてきた韓国政府とは違って、日本政府は受信料を20%引き下げるようにNHKに働きかけてきた。菅義偉総務相は、当初、受信料の義務化が含まれた放送法の改正案を3月、国会に提出する予定だったが、NHK側が20%値下げを拒否するや、法案提出を取り下げている。
菅総務相は当時、「受信料の値下げはNHK改革の試金石だ」として、「受信料の納付を先に義務付けると、とうてい国民の理解が得られない」と述べた。同氏は、受信料の20%値下げを貫くため、5月、総務省内に外部の専門家からなる研究会を設けた。
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