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ウリ党、きょう中央委員会 「党進路のヤマ場」

ウリ党、きょう中央委員会 「党進路のヤマ場」

Posted January. 29, 2007 04:43,   

与党ヨルリン・ウリ党創党の主役の一人であり、院内代表と法務部長官などを務めた千正培(チョン・ジョンベ)議員(京畿道安山市タンウォン甲)が28日、離党を宣言した。

千議員の離党は、ウリ党で統合新党を巡る論議が本格化してから、林鍾仁(イム・ジョンイン)、李啓安(イ・ゲアン)、崔載千(チェ・ジェチョン)の3議員が離党したのに続き4人目だ。これで、ウリ党の議席数は135席に減った。

千議員は同日、国会議員会館で記者会見を開き、「ウリ党自体が民生改革勢力の前進に障害となっている」としたうえで、「未来志向的な民生改革勢力の大統合新党を推進するために、ウリ党から出ることを決めた」と明らかにした。

千議員に続き、廉東淵(ヨム・ドンヨン)議員も30日頃に離党する計画だ。しかし、千議員と進路問題を話し合ってきたとされる諸淙吉(ジェ・ジョンギル)、李相庚(イ・サンギョン)、安敏錫(アン・ミンソク)議員らは、状況をもう少し見守る考えのようだ。

29日に開かれるウリ党の中央委員会が、党の進路のヤマ場になりそうだ。中央委で、新党派が主張してきた基幹党員制の廃止や基礎功労党員制の導入を内容とする党憲法改正案が可決されれば、離党の動きは勢いがなくなるが、党憲法改正案が否決されれば、党指導部である非常対策委員会の総辞職は避けられず、党分裂の局面に突き進むものとみられる。

鄭東泳(チョン・ドンヨン)前議長や金ハンギル院内代表、康奉均(カン・ボンギュン)政策委議長らは、ひとまず中央委の結果を見守った後、進退を決めるとしている。



tesomiom@donga.com