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ソウル大学—冠岳区の美しい同行

Posted December. 05, 2006 07:07,   

ソウル冠岳区(クァンアクグ)がソウル大学師範学部からノウハウの提供を受け、「生涯教育の都市」に変貌する。

ソウル大学師範学部は2020年までに合計3000億ウォンを投入し、冠岳区に「冠岳エデューバレー(Edu—Valley)に作る案について冠岳区に提案書を提出し、区役所と共同研究を進行することに合意したと4日、発表した。

ソウル大の今回のプロジェクトは、長期的に大学と地域社会が一つの共同体を成しながら地域内の公教育を正常化し、地域の教育、文化、福祉に積極的に寄与しようとする試みとして、注目される。大学の地域社会に対する貢献は、短期的な地域ボランティアや一回性のものに止まっていたのが現実だ。

●「揺りかごから墓場まで」「失業から就業まで」「日常から芸術まで」

「ビジョン2020:冠岳Edu—Valley」プロジェクトは、上記の三つのコピーに象徴される。

「搖りかごから墓場まで」は、冠岳区民の生涯教育をソウル大が提供するということだ。英才教育から高齢者教育まで、冠岳区内のすべての区民に対するオーダーメード型教育と福祉を提供する。

「失業から就業まで」は、すべての人々が経済活動ができるようにソウル大が失業者、名誉退職者、引退者のための就業、教育、創業教育を提供するという計画だ。

管内の人的資源を開発し、各自の状況にあう職業を見つけることができるように助け、これを通じて冠岳区に新しい成長動力を新たに生み出そうということだ。

「日常から芸術まで」は、冠岳区民が豊かな文化面での生活を享受できるように、ソウル大が文化教育及び余暇生活の指導などを通して、地元住民の生活の質を高めるという意味が込められている。

ソウル大はこの三つのプログラムで冠岳区を名実共に生涯学習のメッカにするという腹案を持っている。

●英才教育の実施、英語村の委託運営

師範学部は短期案で、冠岳区内の学生のための英才教育、地域学習ヘルパー(メントリング)事業の拡大実施、高齢者底所得層の失業者を対象にした教育プログラムの導入、管内の教育機関に教育コンサルティングの提供、得意・適性教育及び科学実験教育の委託実施案などを提示した。

英才教育は現在、教育総合研究院内の科学英才教育センターで行っているソウル市の英才対象教育を、冠岳区に限定して追加進行するという計画だ。

教授、大学院生、大学生の個人及び集団の実験指導を通じ、教育はもちろんのこと、進路相談まで並行するということだ。

現在、在校生300人が冠岳区と銅雀区(トンジャクグ)の底所得層の学生1000人を対象に進めているメントリング事業も拡大することにした。

高齢者底所得層の失業者を対象にした教育プログラムは現在、冠岳区の生涯学習センターで進めているプログラムを拡大・発展させることを目標にした。

教育コンサルティングは管内の幼稚園及び小中高校を対象に行われ、学生に良質の教育を提供できるように教育環境、教師、教育課程、評価システムについてのコンサルティングを進行して共同研究を活性化する。

実験室及び機資材の制約により手抜きになりやすい中高校の科学実験教育を、ソウル大師範学部の教育情報館の実験器具を活用し実施する案も提示された。

長期案ではソウル大と冠岳区の協力を通じ、冠岳区落星垈(ナクソンデ)一帯に教育文化研究施設を建設するなど、「エデューバレー」化する案が示された。

具体的には英語村の委託運営、科学教育展示館を活用し学生や住民に対する科学教育の強化、スポーツ健康カルチャーセンター及び挑戦創業センターの建設、管内全地域の小中高校との協力関係の構築などを提案した。

現在、冠岳区はソウル市に対し、ソウル大の後門の近くに「第3の英語村」誘致を申請した状態だ。

ソウル市が用地として選定すれば、ソウル大の委託運営を通じて管内の学生と住民に良質の英語教育を提供するという方針だ。

また、冠岳区内のすべての教育文化福祉施設(学校、図書館、文化院、展示館、区民会館など)がソウル大の当該機関と連携され、教育コンサルティングを受けるという内容も盛り込まれている。

●冠岳区を「都市複合大学」に

ソウル大はこれを通じ、冠岳区を「大韓民国の先導的教育特区」にして、住民の生活の質を向上させるのにソウル大が積極的に寄与する予定だ。

鉠永達(チョ・ヨンダル)学部長は、「冠岳区全域にソウル大の教育・文化的力量を拡大し、それを通じて冠岳区自体が都市複合大学の機能を持てるようにする」とし、「来年までの共同研究を通じて、具体的な実行案を見出す」と話した。

そのために師範学部は今年の春から研究してきており、6月初めに区役所側に同様の意思を伝えた。

そして11月末に鉠永達学部長が朴龍來(パク・ヨンレ)副区長に会って提案書を渡し、共同研究を行うことで合意した。

同案が成功裏に推進されれば、冠岳区は欧州のように地元社会が大学と密接につながった「新しい大学都市」として生まれ変わることになる。

提案書を企画した金ドンイル師範学部企画室長は、「ソウル大は冠岳区の体系的な支援を受け、内部の人的資源を活用することができ、冠岳区はソウル大という資源を效果的に活用し、立ち後れた教育環境を改善し、結局はお互いに役に立つウィンウィンの関係」と説明した。

師範学部と冠岳区は今年の末から来年初めに本格的な合同研究を行い、早ければ来年末に了解覚書を締結することになる。



peacechaos@donga.com