価格が国産中型車水準である2000万ウォン台の「低価輸入車」が押し寄せてきている。
これまで、韓国市場で販売される大半の輸入車は安いものでも2900万ウォンを超え、2500万ウォン前後の国産中型車より400万ウォン以上高かった。
しかし、国産車水準の価格である2600万ウォン前後の中小型輸入車が次々と登場し、国産中型車市場を攻略している。
●「台風の核」ホンダ・シビック
ホンダ・コリアは29日、日本ホンダの世界的なベストセラー小型車であるシビック(2000cc)を韓国市場で販売する。米国や日本などでは1800万〜2000万ウォンで売れる同車は、韓国では関税と特別消費税などが付き、適用オプションによって2600万〜2800万ウォンになると予想されている。
韓国に輸入されるシビックは、カナダで販売されているアキュラCSXモデルの外観と似ており、基本的なプラットホームは、日本と米国で販売されているシビックと同じだ。
シビックは、米国のモータートレンドとコンシューマーレポートなど10種あまりの自動車専門誌と消費者調査機関から「今年の最優秀自動車」に選定されるほど信頼性と経済性の高い車種なので、韓国市場に新風を吹き込む可能性が高い。
●2000万ウォン台の輸入車には何があるか
現在、2000万〜3000万ウォンの輸入車には、△プジョー・206CC、△フォード・モンデオ、△ダイムラークライスラー・PTクルーザー、△フォルクスワーゲン・ゴルフ2.0FSIの4種類がある。この中でフォード・モンデオは2660万ウォンくらいで、残りは2900万ウォン台だ。
2000万ウォン台の輸入車種が輸入車販売に占める全比重は03年0.65%から、今年の上半期5.15%台に、4年で約8倍に増えた。来年には、シビックの合流で、最大8〜10%増加するという展望も出る。
高級ブランドであるレクサスを販売している韓国トヨタ自動車は、低価輸入車市場が活性化すれば、一般ブランドであるトヨタの車種を輸入する計画だ。
最近、ウォン高円安傾向が進んでいることから、日本車の価格競争力が大いに上昇している。
●国産車価格も安くはない
ソナタF24s高級型は、基本価格が2876万ウォンで、同じ排気量のPTクルーザーより100万ウォンほど安い。カーテンエアバッグとナビゲーションなどのオプションを追加すれば、ソナタ高級型は3000万ウォンを超えてしまう。
2000cc級のソナタN20プレミアスーパー型も2460万ウォンで、幾つかのオプションさえ追加すれば2700万ウォン台に価格が跳ね上がり、低価輸入車と大差なくなる。
GM大宇(テウ)自動車のある役員は、「現代起亜(ヒョンデ・キア)自動車が韓国市場の75%を独寡占し、自動車価格を高めた面がなくはない。現代車のお陰で、他の国産車業者は比較的簡単に価格を上げることができた」と述べた。
これに対し、現代自動車のある役員は、「ホンダ・シビックの販売が気になるのは事実だ。しかし、2000万ウォン台の国産中型車の品質がおおいに向上し、便宜装置も多いので、今のところは国産車のほうが、はるかに競争力が高い」と話した。
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