浦項(ポハン)専門建設労組(建設労組)のストが1日で3ヵ月になった。労使間の妥結の可能性が見えない中で、事業発注者のポスコ(POSCO)は、浦項製鉄所の中の次世代鉄鋼生産設備であるパイネックス工事を再開するため、新しい業者と工事契約を締結した。使用者側のポスコと業者代表らは先月31日、臨時総会を開いて、建設労組側に最後の立場を要請し、労働者側の建設労組員ら1000人余りは、1日、浦項市役所前で集会を開いて、事態の解決のための浦項市の仲裁を要求した。
▲ポスコの工事、初めて外部の業者に任せる〓ポスコはパイネックス設備(現在、工程の80%)の工事再開のため、ソヒ建設(代表〓李ウォンソプ、京畿城南市)と先月31日、工事契約を結んだ。ソヒ建設は非労組員と他地域の労働者を中心に4日から工事を再開する予定だ。
これまではポスコ建設が独占的にポスコの工事を受注してポスコ建設と下請け関係を結んだ約100社に工事を任せた。この過程で、ポスコ建設と下請け関係を結んだ会社に所属する建設労組が誕生した。したがって、ポスコの工事に外部の会社が本格的に参加するようになれば、浦項建設労組の立つところはなくなる。
▲下請け建設会社に打撃が出始める〓ポスコ建設の工事放棄は、同社から下請けをもらって工事に参加してきた建設会社、特に、電気および機会分野の70社余りに直接的な影響を与える。下請け各社は、ストが続けられたこの2ヵ月間、収入が全くない状態で毎月数千万〜数億ウォンの固定費用を出費して深刻な資金難に陥っている。また、下請け会社に所属してポスコで働いてきた建設労組員約3500人も働き先を失って、秋夕(チュソク、旧盆)を控えて、失職事態が生じる見通しだ。
▲労—労葛藤も表面化〓労組の指導部は、「会社が廃業しても他の会社と契約して働ける」と言って、労組員の離脱を防いでいるが、強硬な立場の指導部と現場復帰を要求する一般労組員の対立も徐々に表面化している。
先月31日、浦項市内で行われた全国民主労働組合総連名(民労総)と建設労組の集会で、相当数の労組員が、「先月の労使暫定合意案の内容の具体的に明らかにすること」を執行部に要求した。当時交渉に参加した交渉委員らが合意案を説明しようとしたら、指導部がこれを阻止してマイクを止めるなど、労組員同士の衝突が発生したりもした。
民労総と建設労組員約1000人は1日、浦項市役所前で集会を開いて事態解決に向けた仲裁を要求した。これに対して浦項市の関係者は、「労使がお互いに背を向けている状態で、浦項市が特にやることはないようだ」と述べた。
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