「とにかく私が申し上げたいのは、我々が高い授業料を払ったと思って、もう少し忍耐していただければ、また再びこのようなことが発生しないように、しっかりした対策をまとめるということです」
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が、先月31日夜に放送されたKBSテレビの特別会見で、賭博性成人向けのゲーム「海の物語」の波紋に対して、「国民に多大なご心配をおかけしたことに対して心からお詫びする」と言いながら付け加えた突拍子のない「授業料論」だ。
◆同日、盧大統領は1時間間放送された会見で、普通の短編小説の分量より多い200字原稿紙100枚に当たる話をした。盧大統領は特有の達弁と話し方で各種政策失敗の責任を野党と国会、そしてマスコミに転嫁して、巧妙な組み分けを試みた。国政の最高責任者というより失敗した各種政策を弁論する弁護士のように見えた。「経済は良くても民生が難しくなることもある」「コード人事は責任政治の当然な原理だ」「大統領も天下りだ」という言葉は、彼の語録に追加されることが間違いない。しかし、「無能なコードら」が絡み合って、何の責任政治をすると言っているのか。
◆「海の物語」の波紋は、現政権が書いた「ゲーム産業の育成」という脚本に大統領周辺の人物とその手下、一部の政治家と組織暴力団が主演と助演で出演して作り出した「賭博共和国」の「腐敗ドキュメンタリー」になる可能性が高くなっている。議院内閣制の国家なら、当然内閣が責任を負って、総辞退するに値する出来事だ。なのに、盧大統領は、大したことのない出来事とみなし、国民に授業料を出したと思ってくれと言っている。国民が授業料を出せば一体何が得られると、そのような神経を逆なですることを言うのか。
◆国民はもう3年半の間、「民に仕えるということ」が何なのか知らない政権を選択した代価を十分支払った。大統領がテレビに出て国民に接する態度から見て、これからの1年半も国民は引き続き傷つけられ、国民の精神健康の悪化の社会的な費用もかさばるものと見られる。この政権は支持率が10%台に墜落した因果を自省するどころか、国民をあざわらうように自分勝手なことばかりやっている。
権順沢(クォン・スンテク)論説委員 maypole@donga.com






