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慢性腎不全治療に「光明」、韓国研究陣が治療法開発

慢性腎不全治療に「光明」、韓国研究陣が治療法開発

Posted August. 03, 2006 03:05,   

慢性腎不全の新治療法が韓国の研究グループによって開発された。

全北(チョンブク)大学医学部の朴聖光(パク・ソングァン、51)教授と、韓国科学技術院(KAIST)生命科学科の高圭永(コ・ギュヨン、48)教授チームは2日、「血管の形成促進物質のCOMP−Ang1を腎臓病にかかったマウスに投与した結果、炎症のさらなる発症が抑えられるなど、病気がそれ以上進まないことを確認した」と発表した。

今回の研究成果は、『米国腎臓学会誌(JASN)』オンライン版(8月3日付)に掲載された。

これまでは、腎臓に異常が起こった場合、これといった治療法がなく、早期発見しても慢性腎不全にまで至ってしまうケースが多かった。慢性腎不全の患者は、血液の継続的な透析か腎臓移植しか治療法がないのが現状である。

研究グループは、腎臓病にかかったマウスに血管の形成を促進するたんぱく質のCOMP-Ang1を投与した結果、損傷した腎臓の毛細血管のほとんどが修復された上、さらなる炎症の発症もなかったことを確認した。

高教授は、韓国のバイオベンチャー会社のゼネックセル社と共同でCOMP-Ang1を開発し、同物質が糖尿病の合併症である足壊疽(足の組織や細胞が腐敗する症状)に効用があるという研究結果を今年3月、『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』に発表した。



wolfkim@donga.com