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教育監・教育委員選出馬者を内部調査

Posted August. 01, 2006 03:02,   

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大田市(テジョンシ)、慶尚北道(キョンサンブクト)の教育監と、全国14市道の教育委員132人を選出するため、31日に行われた選挙と関連し、13人が警察の内部調査を受けていることがわかった。

警察庁は31日「7・31地方教育自治選挙と関連し、教育監選挙関連者4人と教育委員選挙関連者9人の計13人が不法行為を犯したという通報が入り、彼らを『地方教育自治に関する法律』違反容疑で内部調査中だ」と明らかにした。

警察によると、大田市の教育監選挙に名乗りを上げたA氏は7月3日大田市内の某レストランで投票権を持つ学校運営委員たちに食事を提供し、自分への支持を頼んだ疑いがもたれている。

A氏はまた、学校運営委員らに電話や電子メールで支持を呼びかけており、選挙事務室を不法に構えた疑いももたれている。教育監や教育委員選は、国会議員や自治体の首長選と異なり、選挙事務所を開設できないようになっている。

警察は「地方教育選挙では、選挙公報の発送、公式の対談および討論会、所見発表以外の選挙運動行為はすべて不法だ」と説明した。

慶尚北道地域の教育委員であるB氏は、慶尚北道の教育監選挙に出馬した特定の候補を支持してもらうように頼み、同地域の校長らに食事をもてなした容疑で取り調べられている。

警察関係者は、「B氏が昨年12月2日、校長5人を道内のあるレストランに呼び出し、1人当たり2万ずつ総額10万ウォン相当の食事を接待したという通報が入っている」と述べた。

教育委員選の出馬者たちも、不法選挙運動で内部調査を受けている。全羅南道(チョルラナムド)の教育委員選に出馬した同地域の教師C氏は、6月30日投票権を持つ学校運営委員1300人あまりに自分をアピールするビラを送り、支持を頼んだ疑いをもたれている。

このほかにも「出馬のために早期退職までしたのだから、教育委員選に名乗りを上げた私を、ぜひ支持してほしい」という内容のフレーズを学校のインターネットの掲示板に載せた釜山(プサン)地域の教師D氏など、8人の教育委員選の出馬者たちも不法選挙運動を犯した容疑で内部調査を受けている。

一方、中央選挙管理委員会は「今回の7.31地方教育自治選挙と関連し、先月28日まで66件の違法選挙運動事例をあぶり出し、このうち23件は検察に告発し、11件は捜査依頼、32件は警告措置した」と説明した。



wing@donga.com