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5年ぶりに優勝が目前に

Posted July. 24, 2006 03:18,   

三星(サムスン)生命の優勝か、国民(ククミン)銀行の反撃か。

三星生命が女子プロバスケットボール夏季リーグ・チャンピオン決定戦で、国民銀行に2連勝をおさめ、優勝可能性を高めた。残りの3試合の中で1回だけ勝てば、女子プロバスケットボールで初めて、通算5回目優勝という新しい歴史を書く。一方、創立後初優勝を狙った国民銀行は崖っぷちに立たされた。

女子プロバスケットボールで4回優勝したチームは計3チーム。三星生命と新世界(シンセゲ)、そしてウリ銀行だ。

プロスタート元年の1998年、夏季リーグの覇権を獲得した三星生命は、01年冬季リーグを終りに、優勝の感激を味わうことができなかった。02年夏季リーグから5シーズンの間は、引き続き準優勝にとどまり、昨年は、チャンピオン決定戦にも出られなかった。伝統の「バスケットボール名家」というニックネームが顔負けするくらいだった。

しかし、今年は変わった。「ブロックシュートの女王」李ジョンエと「ベルギー特急」アン・バウトスを迎え入れ、戦力が目立って向上した。トンジュ女子商業高校の先後輩である朴ジョンウン—ビョン・ヨンハコンビの活躍はますます威力を増している。22日に行われた国民銀行とのチャンピオン決定戦第2次戦で、朴ジョンウン—ビョン・ヨンハコンビは30点を獲得し、チーム勝利に決定的な役割を果した。

国民銀行は底力不足に悩んでいる。第2戦でも、4クオーターの最後までは頑張ったものの、競技終了2分45秒を残して相次いで10点を許し、54−64で敗れた。新韓(シンハン)銀行とのプレーオフで猛烈な活躍を繰り広げたチョン・ソンミン(32)が急激な体力低下をみせている点も残念だ。しかし、正規リーグ第1位はただで得た成績ではない。ステパノバとチョン・ソンミンのツインタワーが十分に活躍し、第2戦で11本の3点シュートを入れ2本しか入らなかったほど不振だったサイドシュートさえ復活してくれれば、大逆転劇も不可能ではない。

第3戦は24日、竜仁(ヨンイン)室内体育館で行われる。



why@donga.com