北朝鮮のミサイル発射を「戒める」ための国連安保理による北朝鮮制裁決議案が、早ければ今日にも採決される可能性が高くなった。
安保理議長国であるフランスのジャンマルク・ドラサブリエール国連大使は、10日午前10時(韓国時間10日午後11時)に開かれる安保理全体会議で採決の時期が決まると、7日明らかにした。
日本と米国をはじめとする決議案賛成国は、7日の安保理非公開協議で対北制裁決議案を上程したのに次いで、今週中に決議案を採択する方針だ。
一方、額賀福志郎防衛庁長官は9日、北朝鮮のミサイル再発射は切迫したものではないことを明らかにした。額賀長官は、発射実験に失敗したと見られる「テポドン2号」の欠陷を除去しなければならないため、再発射には時間がかかると説明した。
また朝日新聞は、6者協議の北朝鮮側首席代表を務める金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官が、訪朝した米カリフォルニア大バークリー校のロバート・スカラピーノ名誉教授に「(ミサイルの)さらなる発射もあり得る」と警告していたと報道した。
米国における東アジア研究の第一人者とされるスカラピーノ教授は、北朝鮮外務省の招きで4〜7日、平壌を訪問した。
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