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民選4期の地方政府、きのうスタート

Posted July. 04, 2006 03:38,   

民選4期の地方政府が3日、公式に発足した。地方自治体長はほとんど「庶民経済の立て直し」をアピールしたが、一部は就任式から巨額を使って非難された。賄賂事件に巻き込まれた一部の自治体は、就任式のフィナーレを「清廉誓約式」に代えたりもした。

自治体長らは、就任後、初めての日程を通じて、経済立て直し、環境保護、軍民和合など力点事業に対する意志をアピールした。

▲華麗と質素の対比〓鄭宇沢(チョン・ウテク)忠清(チュンブク)知事は同日午前10時、忠北道庁の広場で1時間半の就任式を行うのに約4000万ウォンを使った。日よけと鉄製の構造物を賃貸して、特設舞台を設け、慶祝塔を建てた。式前行事では太平舞(テピョンム)と華扇舞(ファソンム)の公演が行われた。

李完九(イ・ワング)忠南(チュンナム)知事と金ジンソン江原道(カンウォンド)知事は、式前行事を省略するか、道庁の大講堂を利用する方法で、200万ウォン前後の経費を使った。

ハン・ヨンテク忠北沃川(オクチョン)群守は「花輪などどんな贈り物ももらわないが、自発的にわが農産物の米保管証をくれると、恵まれていない隣人に届ける」という招待状を配布した。

ハ・ゲヨル釜山鎮(プサン・ジン)区の区役所長は、就任日を「奉仕の日」に決めて、外部の人を招待せず、職員だけが集まるようにした後、奉仕活動に乗り出した。

▲憂鬱な就任式〓全南順川市(チョンナム・スンチョンシ)は、就任式の最後に「清廉清廉誓約式」を行った。前任の民選市長3人がいずれも収賄の疑いなどで拘束された点を勘案しての行事だった。ノ・グァンギュ市長や副市長ら10人は「法と原則に従って、正直、公正、誠実に職務を遂行し、率先して清廉で健全な生活をすることで、市民の期待に応えることを誓う」という清廉誓約書を朗読して署名した。

慶北奉化郡(キョンブク・ポンファグン)は、就任式を幹部会議に代えた。金ヒムン群守は公薦不正に巻き込まれて、先月21日拘束され、安東拘置所に収監中だ。

▲政策意志の表明〓金寛容(キム・グァンヨン)慶北知事は、まもなく独島(トクド、日本名=竹島)を訪問して、独島が大韓民国の領土であることを知らせ、独島を平和的に利用しようという要旨の「独島平和宣言」を発表する計画だ。4日、独島を訪問しようとしたが、気象条件が悪く、延期した。金知事は、独島の唯一の住民である金ソンドさん夫婦の家に、表札と郵便箱を付けてあげる予定だ。

金台鎬(キム・テホ)慶南(キョンナム)知事と金範鎰(キム・ボミル)大邱(テグ)市長は、就任式を前後して中小企業を訪れて労働者と食事したり、在来型の市場で商人らと話を交わした。

許南植(ホ・ナムシク)釜山市長は、就任式の直後、ロッテカードと300席規模のコールセンター誘致のための投資了解覚書の締結式を行った。

チョ・ジョンファ釜山沙下(サハ)区役所長は、乙淑島(ウルスクト)生態保護への意志をアピールするため、区役所の代わりに乙淑文化会館で就任式を行った。

朴ワンス昌原(チャンウォン)市長は、前任市長と地方議員45人を就任式に招待した。市役所前の花壇で15の邑面洞の土と水を交ぜて、木を植える「合水合土の植樹」をしながら、和合を固めた。