●鄭、「芽を育ててほしい」
ヨルリン・ウリ党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長は30日、光州(クァンジュ)や全羅北道(チョルラプクト)の全州(チョンジュ)市と群山(グンサン)市、行政中心複合都市ができる忠清南道燕岐郡(チュンチョンナムド・ヨンギグン)を回り、ソウル中区明洞(チュング・ミョンドン)で応援遊説を終えた。
今回13日間の選挙運動期間に4度も光州を訪れた鄭議長は「1980年代から金大中(キム・デジュン)前大統領を支持して以来、いつも正しい選択をしてきた光州市民が、腐敗を許さないウリ党を支持することを心から期待する」と訴えた。
鄭議長は「29日に、朴槿恵(パク・クンヘ)ハンナラ党代表が退院直後に大田(テジョン)を訪問したのは常識と度を越えたことだ」と攻撃した。そして「朴代表襲撃事件は繰り返されてはならない不幸なことだ」としながらも、「ウリ党は有能な人物を見出して公認した。野党代表の顔にできた傷一つのために『洪水に流されるように』押し流されては、成熟した民主主義の選挙と言えるだろうか」と述べた。
ある党幹部は「大田で負ければ、ウリ党は本当に『全羅北道政党』になってしまう」と話した。しかし、ウリ党の禹相虎(ウ・サンホ)スポークスマンは「朴代表の退院遊説が、大田の票心に大きく影響を及ぼすことはないムードだ」と期待をあらわにした。
●朴、「民心を見せてほしい」
ハンナラ党の朴槿恵代表は、退院2日目の30日、済州島(チェジュド)に行って、玄明官(ヒョン・ミョングァン)済州知事候補の応援遊説を行なった。
1回目の遊説場は、西帰浦(ソグィポ)市の東門(トンムン)ロータリー。朴代表が姿を現すと、約5000人(警察推算)の市民が演壇に集まり、人だかりとなった。
薄い紫色のジャケットと濃い紫色のズボンを着た朴代表は、依然として右頬の手術の箇所に治療用のテープを貼った状態だったが、前日の大田遊説の時に比べて、生気のある表情だった。
演説時間(約3分)も前日の大田遊説の時よりも長く、声も比較的はっきりとしていた。朴代表は「済州島を愛する私の心を大きく昇華させ、発展させる人が、玄明官候補だ。玄候補が世界を相手に成功してきた力量を済州に注げるよう、機会を与えてほしい」と訴えた。
さらに、済州市庁前に移動した朴候補は、玄候補の手を握って、数千人の聴衆にあいさつした後、「済州島は韓国の財宝だ。私が保証する玄候補を必ず当選させてほしい。今回の選挙が、済州が大きく発展できる機会だ」と述べた、支持を訴えた。
これに先立ちハンナラ党は、ソウル江西区塩倉洞(カンソグ・ヨムチャンドン)の党本部で選挙対策会議を開き、「ウリ党政権に民心がどれほど恐ろしいものかを深く悟らせなければならない」という内容の対国民呼訴文を発表した。
●民主党、民労党、国中党
民主党は30日、全羅北道の応援遊説に「オール・イン」し、民主労働党は「進歩改革代表走者交替論」を掲げてソウルと仁川(インチョン)で、そして、国民中心党は忠清南道で形勢逆転のために総力戦を展開した。
民主党の韓和甲(ハン・ファガプ)代表は、南原(ナムウォン)から全州まで、全羅北道地域の10の市郡を回った。韓代表は、扶安(プアン)で「対国民呼訴文」を通じて「ウリ党はすでに選挙の敗北を自認したうえに、党内の乱れも重なって、崩壊しつつある」と述べ、民主党中心の統合を強調した。
民労党の千永世(チョン・ヨンセ)共同選挙対策委員長も、同日「対国民呼訴文」を発表し、「民労党は、ハンナラ党に対抗できる唯一の政党だ」と訴えた。千委員長と所属議員たちは、夜遅くまで南大門(ナムデムン)市場や明洞などのソウル市内の中心街を回り、「ウリ党への票は『死票』になるだろう」と声を高めた。
国中党の沈大平(シム・デピョン)共同代表は、忠清南道の全体有権者の20%を占める天安(チョナン)を中心に、忠清南道全域を回った。
沈共同代表は、「今回の地方選挙は、大統領選争いに巻き込まれ、意味が色あせている」とし、「これを阻止できなければ、忠清道はまた中央政治の角逐の場になり、忠清の息子と娘は永遠に『まぬけな道民』という蔑みから自由になれない」と述べ、感性に訴えた。






