「うちのデパートが、退廃業地域のど真ん中にあるように見られて、こまっています」
慶尚南道昌原市上南洞(キョンサンナムド・チャンウォンシ・サンナムドン)にあるロッテデパート昌原店の関係者は、「上南産業地区と言えばよいものを、なぜロッテデパート一帯と発表したのか、理解できない」と言って、このように話した。
警察庁が27日に発表した「性売買赤色地域」に対して、不満と憂慮の声が大きい。
赤色地域の中心部として紹介された建物のうち、多くが遊興業店密集地域とは距離があるうえ、一部地域の繁華街は、単に遊興業店の数が多いという理由で、「退廃地域」の烙印を押されたためだ。
全国の性売買赤色地域は24ヵ所。
しかし、警察庁が発表した赤色地域の周辺には、遊興業店がほとんどない所が少なくない。
ロッテデパート昌原店も、警察庁はデパート周辺に遊興業店が469ヵ所あると発表したが、実際、遊興業店密集地域はデパートから300〜500メートルも離れている。
大田東区龍田洞(テジョン・トング・ヨンジョンドン)のバスターミナル一帯も然りだ。
ターミナル周辺は住宅街で、遊興業店が密集している所は、ターミナルの反対側だ。
遊興業店の数だけで、強引に赤色地域と選定した所も多い。
大邱達西区梨谷洞(テグ・タルソク・イゴクトン)のショッピング・ワールド一帯の半径1キロ以内には、城西(ソンソ)警察署や教会、小・中学校3校、大型ディスカウント店、大邱地方調達庁などがある。これらの周辺に、カラオケや団欒酒店(カラオケ設備のある飲み屋)などがあるものの、新・変種性売買店は見当たらないといのが、大邱地方警察庁関係者の説明だ。
釜山釜山鎮区釜田洞(プサン・プサンジンク・プジョンドン)のロッテデパート一帯や、仁川南洞区九月洞(インチョン・ナムドンク・クウォルトン)のロデオ通り一帯は、ソウルの明洞(ミョンドン)のように大型デパートやショッピング・センターなどが密集している代表的な繁華街だ。
自然に、青少年たちがよく行くゲーム・センターやカラオケ、ビデオ・ルームなどが多いが、警察庁は、これらの店の数まですべて集計して、赤色地域として宣布した。
赤色地域のうち、「問題の店」が最も多いとされた蔚山南区三山洞(ウルサン・ナムグ・サムサンドン)のバスターミナル一帯も、不満が多い。警察庁は、三山洞バスターミナル周辺に1029ヵ所の風俗店が密集していると発表した。これは、赤色地域の中で2番目に風俗店が多い済州市蓮洞(チェジュシ・ヨンドン)新済州市場一帯(555ヵ所)に比べ、2倍近くになる数値だ。
しかし、蔚山南区役所の関係者は、「三山洞バスターミナル一帯に遊興業店の多いのは事実だが、2、3年前から店を閉めるルームサロンやナイトクラブが続出しており、現在は、遊興業店の数が半分近くに減った」と話した。
これと関連して、地方警察庁の関係者さえ、「(警察庁で)遊興業店の数を報告しろと言っておきながら、繁華街を一方的に赤色地域だと発表したことは問題だ」と指摘した。
警察庁関係者は、「赤色地域をもっと明確にしようとして、認知度が高い建物や商号を使用することにしたが、その過程で、実際の密集地域と多少の差があった所があるようだ」と一足遅れて釈明した。
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