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水泳のチョン・ジヨン、自由形で韓国新記録

水泳のチョン・ジヨン、自由形で韓国新記録

Posted April. 22, 2006 03:18,   

韓国女子水泳界の注目株、チョン・ジヨン(17・京畿体育高校)選手が初めて出場した自由形800メートルで韓国新記録を樹立した。21日、蔚山文殊(ウルサン・ムンス)室内プールで行われた第78回東亜(トンア)水泳大会(東亜日報社主催、大韓水泳連盟主管、蔚山市後援)女子高等部決勝でのこと。

チョン・ジヨンは、国家代表のライバル・李ジウン(チェイル高校)と競争した末、8分45秒28を記録し、05年に全国体育大会でソ・ヨンジョン(仁川体育高校)が打ち立てた韓国記録(8分48秒64)を、3秒36もさらに縮めた。今大会初の韓国新記録。2位の李ジウンは8分55秒67のタイムだった。

チョン・ジヨンは冬季練習の時実施した持久力テストのため、初めて自由形800メートルに出場した。チョン・ジヨンの得意種目は、個人メドレー200メートルと400メートルで、個人メドレー400メートルでは韓国記録(4分43秒29)を保有している代表チームの期待の星だ。

177センチ、60キロのがっちりした体格を誇るチョン・ジヨンは、05年3月初めて国家代表になってから急成長している。個人メドレー400メートルでは記録を1年間で15秒以上も短縮した。バン・ジュンヨン(40)水泳国家代表チームコーチは、「チョン・ジヨンは体格が良くて持久力が良い。背泳ぎと平泳ぎをする時、体が捻る短所を直せば、もっと成長するだろう」と話した。

05年11月行われた東アジア競技、個人メドレー400メートル金メダルと200メートル銀メダルを獲得したチョン・ジヨンの目標は、今年12月、ドーハ・アジア競技大会で両種目を席巻することだ。この目標を達成するため、1日1万5000メートル(午前6500メートル、午後8500メートル)以上練習している。

京畿安山市(アンサンシ)瓦洞(ワドン)小学校1年生のとき、興味半分に水泳を始めたチョン・ジヨンは、6年生の時から選手生活を始めた。これまで、ナム・ユソン(ソウル大学)選手と李ウンヘ(済州市役所)選手の陰に隠れていたが、昨年、国家代表になってから著しく発展している。

チョン・ジヨンは、個人メドレー200メートルと継泳800メートルを含めて今大会3冠王に輝いた。また、この大会での韓国記録の褒賞金として、100万ウォンをもらうことになっている。