Go to contents

軍事当局者会談、開催時期決定に至らず

Posted December. 17, 2005 10:37,   

한국어

第17回南北(韓国・北朝鮮)閣僚級会談が16日、南北軍事当局者会談の開催時期を確定できないまま、幕を下ろした。南北代表団は同日午後、済州西帰浦市(チェジュ、ソグィポシ)ロッテホテルで開かれた最終会議で採択した共同文書に「軍事当局者会談を、年明け後の早期に開催するものとする」とだけ明記した。

韓国側は会談初日の13日から、開催の詳細日程を詰めようとしたが、北朝鮮代表団は「軍事当局との協議が必要だ」とねばった。北朝鮮側の共同文書には、軍事当局者会談の項目について、韓国側共同文書にはない「それぞれの軍事当局に提起するものとする」という文句が含まれていることが確認された。

南北代表団はまた、南北テコンドーの「統一的発展」のために、世界テコンドー連盟(韓国側)と国際テコンドー連盟(北朝鮮側)間の緊密な連携が進められるよう積極的に支援することを決め、その内容を共同文書に盛り込んだ。南北はほかに、△06年2月に南北赤十字会談を開催すること、△06年2月下旬に離散家族の映像再会行事を行うこと、△3月下旬に金剛山(クムガンサン)で離散家族再会行事を行うことにもそれぞれ合意した。

いっぽう北朝鮮側は、今会談の詰めの段階まで、韓国側の人物が北朝鮮を訪問するさいの訪問地制限を撤廃するよう執ように求めたが、韓国代表団は拒否した。北朝鮮・崔英健(チェ・ヨンゴン)建設建材工業省副相など会談関係者ら約10名は、会談が行われていた同日午前10時半ごろ、荷物を手にしてホテルのロビーに出、「訪問地制限の撤廃を受け入れなければ、合意せずに帰る」とし、韓国側に圧力を加えた場面もあった。

今年の8.15(独立記念日)民族大祝典当時、北朝鮮当局者らはソウル銅雀区(トンジャクク)銅雀洞の国立墓地を訪ねて黙祷を捧げたのだから、それ以後に平壌(ピョンヤン)を訪問する韓国側当局者や民間の人々も、北朝鮮側の国立墓地にあたる「愛国烈士の陵」などを訪問すべきだ、との意味だと受けとめられる。



gun43@donga.com