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「格闘は美しい」女子格闘技選手の李スヨンさん

「格闘は美しい」女子格闘技選手の李スヨンさん

Posted November. 16, 2005 08:23,   

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「格闘技も自分の美しさを表現する方法です。すばらしい姿勢や動作を通じて…」

格闘は美しいものなのか。身体と身体がぶつかる激しい瞬間、筋肉は張り、肉体には力が漲る。時にはダイナミックに、時には緩やかに、身体の調和をなしていく格闘の瞬間には美しさがあると、女子格闘技選手の李スヨンさん(22)は信じている。李さんは、プロレスリングやブラジリアン柔術、そして打撃技を学び、総合格闘技選手として活動している。7戦3勝4敗。今年5月、国内初の女子総合格闘技大会であるコリア・スマックガール大会で優勝している。

最近行われたK−1ソウル大会では、公開募集を通じてラウンドガールとしても活動した。「格闘技界の人間として、格闘技に関連した多様な仕事をしてみたかったんです」。

李さんは20日に水原市(スウォンシ)で行われるスピリットMCアマチュア大会に出場する。国内の女子格闘技選手は現在20人ほどで、大会数も少ない。試合感覚が鈍らないよう、機会があるたびにアマチュア大会にも出場している。173cm、52kgの李さんは、京畿道華城市(キョンギド・ファソンシ)にあるジャイアント体育館で練習をしている。自分より20kg以上重い男子選手らと対戦して勝つ時もあるという。「女性がなぜ格闘技をするのか。それは恋に落ちた女になぜその男が好きかと聞いているのと同じです」。しかし、具体的に格闘技の長所を聞くと、「全身の筋肉を多様に使い、スタミナを増強する」と説明した。

「周りの人から、選手よりは女性として見られる時が一番辛いです」。李さんは、格闘技は男性だけがやるものではなく、人のやるものであり、ウエイトさえ同じなら女性が男性に勝てないとは限らないと話した。総合格闘技の初期の女性進出者として、李さんは社会の先入観とも格闘をしていた。



bluesky@donga.com