Go to contents

韓国「Wi−Bro」技術、国際基準に採択

韓国「Wi−Bro」技術、国際基準に採択

Posted November. 16, 2005 08:23,   

한국어

「第2の符号分割多重接続(CDMA)の成功神話を引き継ぐ」

走る車の中でも超高速インターネットが楽しめる韓国の携帯インターネット「Wi−Bro」サービス技術が国際技術標準に採択された。

韓国が国際技術標準を定める上で主導的に参加したのは今回が初めてだ。「Wi−Bro」サービスは、全世界的に開始されたばかりの技術だ。このため、韓国企業が「Wi−Bro」サービスに必要な通信装備と運営のノウハウを海外企業に売り込む道が開かれたわけだ。

情報通信部(情通部)は15日、最近台湾で開かれた国際電気電子工学会(IEEE)会議で「Wi−Bro」技術が国際標準に最終確定され、来月初めには本として出版される計画だと発表した。

「Wi−Bro」は情通部の傘下機関である韓国電子通信研究院(ETRI)と三星(サムスン)電子、KTなどの民間企業が協力して作った技術で、CDMAの後を継ぐ韓国情報技術(IT)の成功事例になる見通しだ。

これから、外国で「Wi−Bro」サービスがスタートすれば、三星電子は携帯電話をはじめ、端末機を販売することができ、KTは外国企業にロイヤルティーをもらい、サービスのノウハウを輸出することになる。

陳大済(チン・デジェ) 情通部長官は、「来年4月には韓国で『Wi−Bro』サービスが世界に先駆けて商用化する予定であるため、国内企業が端末機および通信装備分野市場を先取りするだろう」と述べた。

米国のインテルと三星電子など、通信装備と端末機を生産するメーカーの会である「Wi−Maxフォーラム」も、移動しながらインターネットができる「モバイル Wi−Max」規格の一つとして、「Wi−Bro」技術を認めた。ロン・ラスニック・Wi−Maxフォーラム理事長は、「韓国の『Wi−Bro』サービスを目の当たりにする前までは、この手のサービスがすぐ実現するとは信じていなかった。 Wi−Maxフォーラムが『Wi−Bro』技術とサービスのノウハウを世界に普及させる上で一助となりたい」と説明した。



sanhkim@donga.com