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ホワイトハウスの「アジア通」、大幅入れ替えへ

ホワイトハウスの「アジア通」、大幅入れ替えへ

Posted November. 05, 2005 03:02,   

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ブッシュ米政府のホワイトハウス・外交安保チームのアジア担当者らが大幅に入れ替えられつつある。ホワイトハウス・国家安保会議(NSC)で5年間、アジア上級部長を務めてきたマイケル・グリーン氏は近く、ホワイトハウスを離れ、ジョージタウン大で講義を始めるといわれている。

3日、ワシントンの外交筋によると、グリーン氏は年末前後に結婚した後、同校・外交大学院の教授として採用される。後任者はまだ決まっていない。外交大学院は、昨年末からグリーン氏のもとで局長として働いてきた韓国系のヴィクター・チャ氏が教授として在職していた職場だ。

チェイニー副大統領の強大な影響力に基づいて、韓半島政策に深くかかわってきた副大統領室も、アジア担当者が入れ替えられたり、空席となったりと、大幅な入れ替えが避けられなくなっている。スティーブ・イエーツ副大統領安全保障担当補佐官補は今秋辞任し、1ヵ月前からワシントンのロビー会社「バーバーグリフィス&ロジャース」に移籍した。

同社は、外国政府や企業のためにロビー活動を行なう共和党系列の会社。ある消息筋は「後任者はまだ決まっていない」と話した。国務省から派遣され、イエーツ氏の下で勤務した職業外交官ハリー・マロー(女)補佐官は、今夏、ホワイトハウスNSCに「水平移動」した。そのポストには、ヒル国務次官補(東アジア太平洋担当)の秘書官を務めたマーク・ケラー氏が就いた。

先月末、「リークゲート」で辞任したルイス・リビー前副大統領首席補佐官が安保補佐官まで兼職していた点をも考えると、ここ2〜3ヵ月間、副大統領室・アジア担当ラインの大半が入れ替えられたわけだ。しかし、他の外交消息筋は「一連の人事移動は、偶然時期が重なっただけで、政治的意味を付与されるのは困る」と述べた。



srkim@donga.com