Go to contents

コール金利、3年5ヵ月ぶりの引き上げ

Posted October. 12, 2005 07:04,   

한국어

韓国銀行(韓銀)が11日、コール金利(金融会社間の超短期資金取り引き金利)を年3.25%から3.5%へ0.25ポイント引き上げた。コール金利が引き上げられたのは02年5月以後、3年5ヵ月ぶりのことだ。

金利の引き上げは金利生活者には役立つが、借金の多い家計や企業には負担になる。朴昇(パク・スン)韓銀総裁は金利引き上げの理由として、△景気回復に対する自信、△物価不安、△韓米間の金利逆転幅の拡大、△資源配分の先循環誘導などを挙げた。

朴総裁は、「経済成長率が今年の下半期(7〜12月)4.6%、来年は5.0%と高くなると分析された。しかし、現在安定状態の消費者物価上昇率が来年3%を超過すると予想され、予め対応する必要があると判断した」と述べた。同総裁は、さらなるコール金利の引き上げの可能性に対しては、「全ての可能性を念頭に置いている」としながらも、「来年までは景気回復を下支えする金利政策の基調が求められる」と述べ、当分は連続的な金利引き上げはしない考えを示した。

都市銀行も預金金利の引き上げに踏み切った。国民(グクミン)銀行は13日から定期預金金利を0.1〜0.45%ポイント、外換(ウェファン)銀行とSC第一(チェイル)銀行は17日から定期預金金利をそれぞれ0.2%ポイントずつ引き上げることにした。

同日のコール金利の引き上げは、すでに市場に反映されている状態だったので、金融市場はこれといった反応を見せなかった。債券市場で3年満期国庫債券の金利は前日よりむしろ0.04ポイント下がった4.64%で取引を終えた。総合株価指数も前日より17.09ポイント(1.39%)値上がりした1,244.27で史上最高値を更新した。



news91@donga.com sublime@donga.com