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戻ってきたダンテ・ジョンス「昨季は始まりに過ぎない」

戻ってきたダンテ・ジョンス「昨季は始まりに過ぎない」

Posted September. 13, 2005 07:33,   

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プロバスケット・ボールKT&Gの外国人フォワード、ダンテ・ジョンス(31)。昨シーズン、SBSで最多連勝新記録の15連勝を牽引し、「ダンテ・シンドローム」を巻き起こした彼が、先週5ヵ月ぶりに再び韓国の地を踏んだ。SBSを買収したKT&Gでの新しい活躍を誓いながら、フランチャイズの安養(アンヤン)で来月開幕するシーズン準備に入った。

ジョンスは休日の11日、ソウル龍山区梨泰院(ヨンサング・イテウォン)に出かけた。新酒は新しい袋に入れるという言葉があるように、新しいバスケットボールシューズを買うためだった。コートで強烈な印象を残した彼は、サインと写真撮影をせびるファンに囲まれてまともに歩くこともできなかった。

「私のことを覚えてもらえて嬉しかった。素敵なフレーで声援に応える」。

ジョンスは昨シーズン交替選手で国内舞台にデビューし、華やかな個人技で爆発的な人気を博しながら、平均得点29.4点、リバウンド12.1個、アシスト3.4個を記録した。

今シーズンもこうした姿を見せることができるだろうか。昨シーズン16試合をプレーした彼は、レギュラーリーグだけで54試合を出場する厳しい日程を消化しなければならない。また、さらにレベルアップしたほかのチームの助っ人と対戦しなければならないという負担もある。

しかし、ジョンスは「昨シーズンは始まりに過ぎなかった。今回、本当の姿を見せる。優秀な助っ人のため競争は激しくなるだろうが、もっとたくさん披露する」と自信を示した。チームに合流した後、嘔吐しながら1日5時間の厳しいトレーニングを行うほど、意欲がみなぎる。

KT&Gの金ドンクァン監督は、「ジョンスは力でやるスタイルでないため、体力は大きな問題にならない」と話した。チームメイトを一つに結ぶ輪の中心に立っていたジョンスは、これから三星(サムスン)から移籍したポイントガードのチュ・ヒジョン、そして新しい助っ人らと再び呼吸を合わせなければならない。チュ・ヒジョンは優勝経験もあり、熟練しているだけに戦力にプラスになりそうだというのがジョンスの考えだ。

何もかも最初より楽になったというジョンスは、「頂上に向けて毎日少しずつよくなる姿をお見せするためにベストを尽くす。それがファンのエールにこたえる道だ」と話した。



kjs0123@donga.com