李美娜（２４）が米女子プロゴルフツアー（ＬＰＧＡ）で初優勝の感激を味わった。
１８日、カナダ・ハリファクス・グレンアーバーＧＣ（パー７２）で行なわれたカナディアン女子オープンの最終日。前日、首位と３打差で５位だった李美娜は、この日３アンダーのスコア６９で終え、通算９アンダーの２７９で逆転優勝した。
１３番ホールまでスコアを４つ縮めて優勝競争にのぞんだ李美娜は、１６番ホール（パー３）でバーディーをもぎとった後、ライバルたちが相次いで崩れる幸運をも味方としてトップに出た。
今年に入ってからコーニングクラシックとワールドマッチプレーチャンピオンシップ準優勝に続き、シーズン１６回目の挑戦のすえ頂点に立った。韓国選手ではカン・ジミン（ＣＪ・コーニングクラシック）と清州（チョンジュ）サンダン高校の同級生金ジュヨン（ＫＴＦ・ＵＳ女子オープン）に続くシーズン３人目のチャンピオン。
クァーリパインスクールを経て、今年ＬＰＧＡ正規ツアーにデビューした李美娜にはスポンサーがいない。そのため、月に約２０００万ウォンのツアー経費がつねに負担だった。
今年２月には、父親の運転する中古バンに乗って、米オーランドからＬＡまで３泊４日間ぶっ通しで車に乗って移動したこともある。
大会の賞金で生活しなければならない彼女は、今回の優勝賞金１９万５０００ドルを受け取って賞金ランキング７位（６４万３９３３ドル）に躍進し、しばらくは心の荷も軽くなりそうだ。
鄭一美（チョン・イルミ、ギガゴルフ）は３位タイ（通算７アンダー）に上がり、昨年の米進出後初の「トップ１０」入りした。
一方、同日、李ソンファ（１９・ＣＪ）はＬＰＧＡ２部ツアーのオルバニピューチャースクラシック（賞金総額７万ドル）で、１４アンダーの１９９で優勝、賞金ランキング首位（４万４８４ドル）となり、シーズン賞金ランキング１〜５位までに与えられる来年度正規ツアーのフルシード権獲得に一歩近づいた。
kjs0123@donga.com
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