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日本外務省、4人の「韓国通」女性事務官

日本外務省、4人の「韓国通」女性事務官

Posted July. 09, 2005 03:00,   

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日本の外務省儀典官室で日王夫妻の儀典を担当する金田延子(34)事務官は、「2005年の日韓友情の年」の行事が開かれる度に、にこやかに微笑む。北東アジア課に勤めていた2002年、自分が所属したチームで出したアイディアが、両国交流を促進させる結実につながったためだ。

2000年まで駐韓日本大使館政治部に勤めた金田氏は、「韓国との縁をいかして、両国の距離を縮める政策を出したという点で、やりがいを感じる」と話した。

金田事務官はソウル研修中に、「大学生模擬国連総会」に韓国代表で出席したほど、韓国語が流暢だ。2002年の韓日首脳会談の際に日本側通訳を務めた金田氏は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と小泉純一郎首相は、互いに気質が通じるという感じを受けたと話した。

日本外務省で韓国語に長け、韓国を専門にする「コリアン・スクール」は60〜70人。「アメリカン・スクール」や「チャイナ・スクール」に比べれば依然として微々たるものだが、韓半島の重要性が浮上して「優秀な新入生」が増える趨勢だと、榎本奈津子(29、国際情報館室)事務官は言う。

1990年代までは、「押されて」韓国専門になる例があったが、最近は競争率が3倍を上回るほど人気が高いという。徳本香(32、北米局)事務官は、「隣国である韓国をよく知ることは、職業外交官としての経歴管理にも有利だ」と話す。

彼女たちは定期的に会って韓国の情報を共有し、韓国勤務当時の経験談で話に花を咲かせる。

2002年秋まで在韓日本文化院に勤めた坪田薫(32、報道課)事務官は、両国の各種会談で数回通訳をしたベテランだが、今も毎週1、2回、韓国語同時通訳の授業を受けている。「やはり外国語なので、少しでも疎かにすると発音を間違えるんです。いつまたソウルに赴任するかも知れないし、韓国の友人ともこれからも付き合っていくので、韓国語を遠ざけることはできません」。

「女性外交官4人組」は、韓国と日本の間には難しい懸案が山積みだが、長い目で見れば、両国関係の未来は明るいと口をそろえて言う。「短期的には状況が難しく感じられますが、10年、20年単位で見れば、以前は想像すらできなかったほど、互いに親近感を感じる国民が多いでしょう。株価で見ると大勢上昇局面と言えましょうか」。金田事務官の言葉だ。



parkwj@donga.com