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有能だった「386世代」が母校のこそ泥に

有能だった「386世代」が母校のこそ泥に

Posted June. 09, 2005 06:37,   

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「ソウル大出身のエリートがこそ泥とは…」。最近、ソウル大のあちこちで行われている体育大会の行事会場で、各種の物品が姿を消してしまう事件が相次いで発生した。

学生たちが警察に申告し、警察が潜伏勤務を行ったすえ、7日「運動会のこそ泥」を捕まえた。ソウル大生と警察は、犯人の身元情報が判明した後、呆れた。他ではなくソウル大出身の先輩だったため。ソウルの冠岳(クァンアク)警察署は8日、ソウル大学の大運動場で、学生らが運動をするため放っておいた物品を盗んだ疑い(窃盗など)で、シン容疑者(42)の逮捕状を請求した。

警察によると、シン容疑者には、先月18日から、同校の運動場のあちこちで開かれている「総長杯球技大会」に出場した学生が、応援などで騒々しい合間に、一カ所に集めておいた服類とカバンの中から、現金49万ウォン余り(約5万円相当)を盗んだ容疑がもたれている。また、盗んだクレジットカードで、9回にわたって約208万ウォンを使った容疑も受けている。

シン容疑者は、81年に同校の社会学科に入学して総学生会の役員も務め、90年にはある地上派テレビ局にプロデューサーに入社するなど、いわゆる「386世代(60年代生まれで、80年代に大学に入学した世代)のエリート」として有名だった人物だ。

シン容疑者は98年に会社を辞めた後の今年初めも、あるプロダクションで大型のミュージカル公演を企画し、出身学科卒業生の「母校訪問行事」を主管するなど最近まで活発な活動をしてきた。

しかし、警察が取り調べたところ、シン容疑者は、テレビ局に入社した当時に母親が突然自殺して以来、「躁症(気分が浮かれて興奮しやすくなる精神疾患)」を病んでおり、そのため98年に退社したことに続いて、2000年からは夫人とも別居中であるものとされる。

シン容疑者は、警察で「親戚の家と新林洞(シンリムドン)の高試院(コシウォン、国家試験を準備する人のための寮)などを転々し、生活難のためこうした犯行を行った」と供述したもようだ。



金栽瑩 jaykim@donga.com