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朴賛浩、「100−1勝」

Posted May. 31, 2005 06:47,   

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「チャンホの目つきを信じた」

30日、テキサスのアーリントン・アメリクエストフィールド球場には3万6265人の観衆が集まっていた。シカゴ・ホワイトソックスを相手に5回裏、テキサスの攻撃が得点なしに終わると、バック・ショーウォルター監督は悩みに陷った。朴賛浩(パク・チャンホ、32)投手を6回もマウンドに立てようかと。

実は、同日、朴賛浩の投球は不安だった。1回から毎回、走者を出した。幸いに3回までは危機を逃れたが、1−0で先に進んだ4回、天敵打者A.J.ピアジンスキーに同点本塁打を打たれ、四球と2安打に打たれ再び2点を許し、勝負は1−3に逆転されてしまった。

状況は危機を迎えていた。しかし、朴賛浩の目つきに魅かれたショーウォルター監督は、6回までマウンドを任せ、テキサス打線は5回まで3安打で押されたアメリカンリーグ最多先頭のジョン・ガーランド(8勝1敗)投手を相手に、6回裏、ピリオドのない猛打を振り回し、一気に7−3に逆転させた。

朴賛浩がシーズン5勝(1敗)を挙げると共に通算99勝の高地を踏んだ。6イニング間、1本塁打を含め6安打3失点。4四球と4奪三振を記録した。平均自責点は4.60。

幸運の女神に恵まれた勝利だった。6回の表まで、104球を投げ、これ以上はマウンドに立てられない状況。朴賛浩が勝利投手になるためには、6回裏の攻撃がすべてだった。

奇蹟のような反撃はこの時から始まった。先頭打者デヴィド・デルッチ選手とマイケル・ヤング選手の安打が続き、ノーアウト、1、3塁のチャンスを作ったテキサスは、マーク・テイシェイラ選手の内野ゴロで1点を追加した。アルフォンゾ・ソリアーノ選手の安打が続き、それからも2死1、3塁でケヴィン・メンチ選手が逆転3点本塁打を飛ばした。テキサスはその後も2点を加え、6回でだけ6点を獲得して7−3に逆転し、結局、12−4の大勝をおさめた。

朴賛浩は自分のホームページに、「ケヴィン・メンチに大事なプレゼントをしてもらいました。美しく高く遠く飛ぶ本塁打を見る私の心がどうだったか分かりますか。身の毛がよだつほどすっきりしました」と書いた。

テキサスはリーグ最多の8連勝を、朴賛浩が先発で出た試合は7連勝を走った。

朴賛浩は来月4日、弱体のカンザスシティとのアウェーゲームで、シーズン6勝及び待望の大リーグ通算100勝に挑戦する。

一方、崔熙燮(チェ・ヒソプ、26、LAドジャース)選手は、アリゾナとのアウェーゲームで3打数無安打に止まったが、1回、犠牲フライで1打点を加え、シーズン20打点と通算98打点を記録した。具台晟(ク・デソン、36、ニューヨーク・メッツ)投手はフロリダとのアウェーゲームで、2−1で進んでいた7回、ノーアウト、1、2塁で救援登板したが、カーロス・デルガド選手に3点本塁打を打たれ、セーブの機会を飛ばした。平均自責は3.29から3.95に上がった。



金晟圭 kimsk@donga.com