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内申書中心の入試制度 政府、高校生デモにも堅持の方針

内申書中心の入試制度 政府、高校生デモにも堅持の方針

Posted May. 06, 2005 23:22,   

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08学年度大学入試(大入)の内申書審査と関連し、一部の高校の1年生たちが内申等級制に反対する「ろうそくデモ」を推進して緊張が高まっている中、教育人的資源部(教育部)では新たな入試制度を変更する計画がないことが明らかになり、議論が続くものと見られる。

金振杓(キム・ジンピョ)副首相兼教育部長官は、6日、国民向けの談話発表と教育政策ブリーフィングを持ち、「新たな入試制度は社会専門家たちが2年間の討論を経てまとめた代案で、学校の現場で肯定的な効果も出している。大学と協議を重ねて6月末をめどに08学年度の大学入試選考計画を早期に発表するなど、生徒の学業成績への負担と内申審査への不安感を減らす方策を早期にまとめて施行する」ことを明らかにした。

金副首相は、「これまで成績の不正水増しなどで学校生活記録部の信頼性が落ち、多様な大学入試選考のモデルが作り難かったのが事実だ。より良い代案があれば変更することも可能だが、現在としては(大学入試制度を変える計画は)ない」と明確に明らかにした。

教育部は、国立大学の総長直選制が校内派閥造成などの副作用があることを受け、学校内外の人が参加する総長推薦委員会で総長を選ぶ、間接選挙制を原則にすることにした。また、国立大学の会計は、国庫会計と既成会計を統合した大学会計制度を取り入れて自律経営に自信のある大学は独自に法人化し、予算執行などで自律権を与えることにした。

合わせて教育部は、中国と日本の歴史歪曲に対応して歴史教育を強化するため、中高校で世界史と国史を「歴史」科目に統合して、早ければ2010年から教えることにした。

一方、「21世紀青少年共同体希望」と一部高校の1年生が7日午後、ソウル光化門(クァンファムン)一帯で「自殺生徒のためのロウソク追慕祭」と「内申等級制反対」のための集会をそれぞれ開く予定であるため、教育当局が緊張を募らせている。



inchul@donga.com