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静かな全経連「財界を代弁しているのか」

静かな全経連「財界を代弁しているのか」

Posted April. 29, 2005 23:15,   

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「最近、全経連(全国経済人連合会)は何をしてるのか」

財界で全経連が独自の色を出すことができないと不満を示す人が増えつつある。

姜信浩(カン・シンホ)会長2期体制に入って4ヵ月も経ったが、良い点数を付けにくいというのだ。

Aグループ構造調整本部のある役員は「全経連は政府へのご機嫌伺いにばかり気を使っているようだ」とし、「財界の声をまともに代弁することができないため、マスコミにもあまり出てこないのではないか」と皮肉った。

Bグループの役員は「全経連は、反市場的政策に対して強く批判してきた左承喜(チァ・スンヒ)前韓国経済研究院長が辞めさせられたのみて、これからは息を殺して行くという『シグナル』と受け止めた」と話した。

全経連に対する大手企業の関心もかなり低下している。

全経連が来月7日、朴容旿(パク・ヨンオ)斗山(トゥサン)グループ会長の招請形式で、春川(チュンチョン)カントリークラブで開くことになった財界トップらとのゴルフ会合も、形骸化してしまった。

最初、大部分のトップが参加するものと予想されたが、李健煕(イ・ゴンヒ)三星(サムスン)グループ会長、鄭夢九(チョン・モング)現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車グループ会長、具本茂(グ・ボンム)LGグループ会長、崔泰源(チェ・テウォン)SK(株)会長など「ビッグ4グループ」のトップがみんな参加しないと知らせた。

新設することにした企業政策委員会の委員長は、まだ人選ができない。企業のトップらがみんなこのポストを引き受けようとしないからだ。

全経連の高位関係者は「財界でも全経連が政府政策に無条件批判する方式で近付くことは困るという意見が多かった」とし「官僚出身の人士を迎え入れたことも財界の声を政府にまともに伝えるための布石」と話した。

全経連の萎縮は大韓商工会議所と対照的だ。財界の「ミスター苦言」と呼ばれる朴容晟(パク・ヨンソン)会頭が率いる大韓商工会議所は、経済界の意見を盛り込んだ声を積極的に出して注目を集めている。

大韓商工会議所は最近、国会に未解決の非正規職法案などおよそ20法案に対して財界の意見をまとめて政府に伝えた。経済5団体名義で規制改革の課題を共同提案することに先頭に立つことにした。

この他にも△主要国策事業に対する批判△政府の過度な市場介入に対する憂慮△祝日の調整など各種懸案に対しても積極的に意見を出した。

韓悳洙(ハン・ドクス)副首相兼財政経済部長官、姜哲圭(カン・チョルギュ)公正取引委員長、金大煥(キム・デファン)労働部長官、李濱・駐韓中国大使、クララ・レマードフランス投資振興庁長、ジェフリ・ジョンーズの前在韓米商工会議所会頭などを招いた講演も相次いで用意した。



yhchoi65@donga.com