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「捜査躊躇う理由ない」油田疑惑事件で検察総長

「捜査躊躇う理由ない」油田疑惑事件で検察総長

Posted April. 13, 2005 23:28,   

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最高検察庁は13日、監査院が鉄道庁(現・韓国鉄道公社)のロシア油田開発事業への投資疑惑事件に対する捜査要請書を正式に提出したことによって、同事件をソウル中央地検・特別捜査3部に送付し、本格的な捜査に着手することにした。

金鍾彬(キム・ジョンビン)検察総長は「捜査をするのに躊躇する理由はない」と話した。李鍾伯(イ・ジョンベク)ソウル中央地検長は「速やかに捜査を進めて、一点の疑惑もないように真相を明らかにする」と話した。

検察は、すでに出国禁止となった全大月(ジョン・デウォル)ハイアンド社長の他に、金世浩(キム・セホ、前鉄道庁長)建設交通部次官、申光淳(シン・グァンスン)鉄道公社社長、王煐竜(ワン・ヨンヨン)鉄道公社事業開発本部長など、同事件にかかわった者のうち、一部に対して追加で出国禁止措置を取る予定だ。

検察は事件と関連のある政府機関や業社に対し、押収捜索を実施するとみられる。

検察は、逮捕令状を取った全社長の身柄確保に乗り出す一方、インドネシアに滞在している許文錫(ホ・ムンソク)韓国クルードオイル(KCO)代表に対しても早期帰国を促す方針だ。

同事件の捜査は、今月初めに発足した金総長体制の捜査意志と能力を図る初の試験台になるものとみられる。検察関係者は「今度の捜査は解明しなければならない疑惑が多くて、特捜3部の検事全員が投入される『チーム捜査』の形式になる」と伝えた。

検察は今度の事件が単純詐欺劇なのか、契約金350万ドルを踏み倒されるようになった鉄道公社関連者たちに背任の疑いがあるのか、政界の実力者たちが職権濫用をしたのかに捜査の焦点が当てられるものとみられる。

与党ヨルリン・ウリ党の李光宰(イ・グァンジェ)議員に対する調べは捜査の核心だ。金総長は、監査院の捜査依頼対象から外された李議員を、捜査対象に含めると明らかにした。



jin0619@donga.com