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「あ〜朴柱永!」観客は一挙手一投足に嘆声

「あ〜朴柱永!」観客は一挙手一投足に嘆声

Posted April. 04, 2005 00:24,   

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「あ〜」

前半41分。「サッカー天才」朴柱永(パク・ジュヨン、FCソウル)が枠内で蹴ったフリーキックがゴールに当って跳ね返ると、ファンたちは嘆息をもらした。朴柱永がプロデビュー後、初のフルタイムを消化しながら精細なプレーを見せつけると、競技場を訪れた2万6000人の観客が燃えた。しかし、FCソウルは朴柱永の活躍にも富川(プチョン)SKに0−1で負けた。

3日、ソウルワールドカップ競技場で行なわれたプロサッカー・三星(サムスン)ハウジェン杯2005。プロでニュー後初めて先発「ベスト11」で出場した朴柱永は、攻撃ポイント(ゴール+アシスト)を上げるには失敗したが、「ブラジル用兵」ノナトと2トップを形成し、脅威的なプレーを繰り広げた。空いたスペースを見事に切り込んだほか、感覚的なパスワークで相手DFラインの虚を突き、観客の嘆声を引き出した。朴柱永は、富川のクロアチア出身DF、ボリスとの1対1でも決して押される気配を見せず、体調がすっかり回復していることを示した。

朴柱永は前半38分、中盤の左で守備を交わして枠内正面から駆け込んでいたノナトに絶妙なパスを送り、フリーキックを誘導した。朴柱永は専従キッカー、ヒカルドに代わって枠内でフリーキックをしたが、惜しくもバーを当てた。朴柱永は試合終了直前、威嚇的なシュートを放ったが、ゴールをすれすれに外れるなど運もなかった。

FCソウルは前半6分、富川のチェ・チョルウに手痛い決勝ゴールを奪われた。ソウルは1勝1分け1敗、富川は2勝1分け1敗となった。

このひボンフレール代表監督と一緒に試合を観戦した李チュンソク代表首席コーチは「朴柱永はまだ成長過程にいるので、すぐに代表に呼ぶよりはプロでもっとプレーをさせるべきだというのが、監督の考えだ」と話した。

7年ぶりにKリーグに復帰した許丁茂(ホ・ジョンム)全南(チョンナム)ドラゴンズ監督は全北現代(チョンナム・ヒョンデ)モーターズとのアウェー戦で初勝利を上げた。全南の李チャンウォンは前半15分決勝ゴールを決め1−0勝利をけん引し、許監督に2分け3敗の末に初勝利を贈った。



yjongk@donga.com